2015年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

お勧めブログ

無料ブログはココログ

« 旧・東海道の宿場町・関宿を歩く(その2) | トップページ | 高取「町家のひなめぐり」(メイン会場) »

2015年3月29日 (日)

旧・東海道の宿場町・関宿を歩く(その3)

 昨日の続きです。
「関宿」の町並みの凡そ半分位は来ましたが、未だこの辺りは「中町」かと思われます。

057a

「関宿」を代表する大旅籠の1つ「玉屋」です。江戸時代の建築で、「関町並み資料館」にもなっています。

059a

「玉屋」の入口・店の間で如何にも旅籠と言った感じです。
旅人は、ここで草鞋を脱ぎ、足を洗って上がり込み、あてがわれた部屋へと進みます。
多分お金持ちの人でないと、ここには泊まれ無かったかも知れませんね。

061a

地元の和菓子「関の戸」のお店です。「きゅうひ」を砂糖でまぶした和菓子です。勿論買って食べましたが甘い甘いお菓子でした。

065a

「高札場」の跡。後ろの建物は、「関郵便局」で、ここが「関宿」のほぼ中央との事です。

069a

「関地蔵院」で国指定の重文(建造物)です。
右手が街道。本堂(正面)や愛染堂(左手に)、鐘楼の3棟が指定対象です。
天平13年(741)行基の開創と伝えられています。
近郷の人々や旅人達の信仰を集め、現在でも多くの参拝客で賑わっています。
「関の地蔵に振袖着せて、奈良の大仏婿に取ろ」と俗謡にも謡われています。

073a

ここも大旅籠の1つ「会津屋」です。元は「山田屋」と言ったとか。
2階の部屋の手摺に凭れ、街道を行き交う人達を眺めたりしたのでしょうか。
また手拭いなどを干したりして。

また、右隣の家の2階が「洋風意匠」の窓が付いていて、「洋館屋」と呼ばれています。古風な町並みの中で、極めて目を惹く外観でした。

 ここら辺りから、「新所」の町並みに入ります。

077a

説明板が見当たら無かったので、良く判らないのですが、江戸時代の関宿の特産物として「火縄」があり、この辺り「新所」を中心に数十件の火縄屋があったそうです。
火縄は、鉄砲に用いるため大名の御用があり、また道中の旅人が煙草などに使うために購入したため、大いに繁盛したようです。
私の推測ですが、このお宅は、「火縄屋」の1軒では無いかと思いました。
表側の造りが、他では見られ無かった頑丈なものになっています。

 いよいよ「西追分」まで来ました。

076a

県指定の史跡・西追分です。この建物は、休憩施設で「鈴鹿関跡」の調査成果がパネル展示されています。

 ここは、東海道と大和・伊賀街道の分岐点でもあります。

075a

旧・東海道の「西追分」付近の様子です。東から西方向を見ています。
この先は、次の宿場町「坂下宿」に至り、「鈴鹿峠」の難所に向かいます。

 約200軒ある「関宿」の町並みは、見応えがありました。
町屋は、最も古いものは18世紀中頃の建築で、明治時代中頃までのものが半数以上を占めています。殆どが「平入り」の建物でした。

 国の重要伝統的建造物群保存地区の指定にぴったりの、見応え十分の町並みでした。

« 旧・東海道の宿場町・関宿を歩く(その2) | トップページ | 高取「町家のひなめぐり」(メイン会場) »

京都府外」カテゴリの記事

街道を歩く」カテゴリの記事

コメント

古都人さん
お早うございます
 関宿のご紹介、関宿の素晴らしさは
勿論ですが、こんなに丁寧に解りやすく説明されている事に感動しました
3回拝見しましたが私も同じ道を歩いているようなそんな懐かしさ?喜びが有りました
実際にここを歩かれた古都人さんの感動は如何ばかりか
>国の重要伝統的建造物群保存地区の指定にぴったりの、見応え十分の町並みでした。<
は私も全く同じ思いです。
ここを訪れる機会は無いかも知れませんが、何時までも残して欲しい街道ですね
もし機会が有れば旅人の気持ちでゆっくり歩きたいものです
この町並みに浸ってみたいです

取材お疲れ様でした

 お早うございます
昨日と今日の関宿を拝見して
想像以上の素晴らしい町並みに感動しました
ここの佇まいも是非残して欲しい町並みですね
特に昨日の街道に面して三角形の屋根の「橋爪家」は驚きました
何よりもこの町に住んで居られる方達の心意気
京都でも京町家に住んで居られる方達から冬の寒さは・・と聞きます
洋館屋と呼ばれているお宅も実際に見てみたいものです
東海道と大和・伊賀街道の分岐点を
当時の旅人はこの峠を越えてその先に有る「鈴鹿峠」の難所を越えられたのですね
古都人さんも仰っていますが>国の重要伝統的建造物群保存地区の指定にぴったりの見応え十分の町並みでした<
私も同じ思いで拝見しました。

丁寧な取材ありがとうございました
そしてお疲れ様でした

古都人さん
お早うございます
関宿の素晴らしさは到底言葉では言い尽くせないですね
先ほどから振り返って(遡って)拝見していますが
こんなに素晴らしい街道が現実に残っている事に感動しました
「国の重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている関宿
関宿の色々な様子を拝見出来て本当に嬉しいです
「改めてありがとうございます」と言わせて下さいね
拙いコメントしか残せない自分が恥ずかしく申し訳ない気持ちでいっぱいです。
機会が有れば是非是非訪れたい場所の一つになりました
そして和菓子大好きな私は「きゅうひ」を食べたいです
もし今でも旅籠に泊まれるのなら泊まってみたいです。
 

古都人さん
おはようございます。
国の重要伝統的建造物群保存地区の指定
さすがに今までこうして残され保存されてる
事に感動しますねぇ
以前に見た時はこんな風に丁寧には
見ていませんから、今、こうして見せて
貰えて良くわかりますわ。
素晴らしい街並みに何度も見なおしていますの。
タイムスリップしたようなこの空間
素晴らしいなぁ~
行基が開いたお寺もあるのですねぇ~
そして、きゅう肥の和菓子もいいですねぇ~
また、訪ねてみたくなりました。
ご紹介ありがとうございます♪

植村さんへ
こんにちわ
2日に亘ってご覧戴き有難うございます
そうですね 初めに予想していた以上の
関宿の町並みでした こんなに多くの家々が
昔の風情を保って宿場町の雰囲気を残している
ことに驚きと感動を覚えました
本当に行って良かったと思いました

taekoさんへ
こんにちわ
お気に入って戴いた様でご紹介して良かったと
思っております
そうですね こんなに多くの家が残っていることに
感動して歩いていました
少し交通の便が良くないかも知れませんが
もし機会がありましたら是非訪れてみてくださいませ

ムームーさんへ
こんにちわ
そうですか 以前にここを訪れておられるのですね
多分その時と余り変わっていないかと思いますね
良くもまあこれだけの風情のある家々が並ぶ
町並みが保存されたものだと感動して歩いていました
そうですね 関の地蔵さんは古い歴史があるようです
本当に甘い甘い和菓子でした

古都人さん   こんにちわ~

最近こうした町並みを歩いていませんが
もうそろそろ暖かくなりゆっくり歩くのもいいですね。

あまり手を入れられても困りますが適度にこうした
感じに手を入れられるのはいいですね。

国の重要伝統的建造物群保存地区の指定を
受けただけに落ち着いた風情のある佇まいですね。

古都人さん、こんばんは。
前回のの記事は読んでいなく、続きからですがそうですね旧,東海道宿場町を歩いて
見ていると.「関宿」を代表する 大旅龍の1つという「玉屋」という所は資料館になっているんですか。
何も知らないので、古都人さんの説明を書かれるのに.ご自分でも良く覚えていて
忘れないで.ブログに紹介しているのに感心します。
何処にも、旅龍と言った感じでここは,お金持ちの人しか泊まれないのですかconfident

国の重要伝統的建造物群保存地区の指定にぴったりの、見応え十分の町並みでした。
色々と街並みを見られ.説明もお疲れさまでした。
コメントが上手く書けなくて申し訳御座いませんconfident

古都人さん   こんばんは
国の重要伝統的建造物群保存地区の関宿
現在に維持管理されている事の
素晴らしさに感動です。
町並みはタイムスリップしたかの様な佇まいです。
格子戸が美しいですね~
百六里庭からの眺めは、当時の光景のままの様です。
旅籠、鶴屋、吉沢家、本陣の宿など
夫々の建物も興味深く、
三角形の屋根の橋爪家は一際目を惹きますね。
凄い豪商だったのでしょうね。
山車16基に、古の町の賑わい活気を
思い描いています。
玉屋さんの入り口に、時代劇で見た
様子を重ねて見ています。
「千鳥破風」「関の山」の語源の事も学びました。
「きゅうひ」は初めて知りました。
素晴らしく、見所を的確に捉えてのご紹介は
誰もが魅せられる記事で、さすがだと感心しています。
素晴らしいご紹介をありがとうございました。

hirugaoさんへ
こんばんわ
そうですね そろそろ季節も良くなり
散策も良いですね
こんなところを歩かれるのもお奨めですね
そうですね 適度の改造はやむを得ないところでしょうね
そうですね 国指定の重伝建保存地区は
何処も見応えがあります

mikkoさんへ
こんばんわ
いえいえ何処からでも結構ですよ
見て戴けるだけでも嬉しいです
いえいえ 何時も何かの資料は手に入れて
歩きます
そうしないとブログの記事が書けませんからね
玉屋に泊まれるかどうかは私の勝手な判断です
他の旅籠に比べてここは立派なのでそう思いました
重伝建群保存地区も近隣は見終わりましたので
少し遠出が必要となって来ました

すみれさんへ
こんばんわ
そうですね 重伝建群保存地区は何処も見応えが
ありますね
今までご紹介したところは何処もそう思いました
これからも探して行きたいと思っております
これだけの多くの家々が並ぶ町並みは初めてです
凄さに感動しつつ歩いていました
そうですね 玉屋さんの様子を見て私も同じ感想を
持ちました
お言葉 有難うございます 嬉しく拝見しました

こんばんは happy01
3回にわたって関宿のご紹介、ありがとうございました。
これほど魅力あふれる街並みだったとは、今まで訪れていなかったことが不思議なぐらいです。
伊勢方面や伊賀上野へは何度も訪れているのに、その手前の四日市や亀山も日本武尊の足跡を訪ねたことがあるのに・・・。
中山道の奈良井宿へ何度か訪れたことがありますが、関宿も負けず劣らず素敵な雰囲気です。
旅籠が昔のままの姿で残っているのが素晴らしいです。
マイカーで片道1時間もかからないほどですので、機会あればぜひ訪れてみたいと思います。

古都人さん、こんばんは~♪
その2から通して拝見させていただきました。
まずお写真のアングルと構図の素晴らしさに
驚いています。さすが古都人さんだと思いました。
説明もお上手で、知識のない私にもよく理解できました。

国の重要伝統的建造物群保存地区に
指定されている「関宿」は日常の生活を営みながら、
景観が守られてきたそうですが、
その努力は並々ならぬものがあったのでしょうね。

今は「関町並み資料館」になっている「玉屋」。
虫籠窓や格子戸が美しいですね。
時代劇で見た旅籠に比べ、ずっと広くて立派です。

和菓子「関の戸」の佇まいも素敵です。
「きゅうひ」を砂糖でまぶした和菓子、
私も食べてみたいです。

昔の面影をそのまま残し高のような町並み。
当時にタイムスリップしたかのような間隔を覚えました。

近かったらぜひ訪れたいところですが、
古都人さんのおかげで、行った気分になれました。
素敵な御紹介、ありがとうございました。

慕辺未行さんへ
お早うございます
3回ともご覧戴きまして有難うございます
そうですね 灯台元暗しの感でしょうか
余り広く知られていないこともあるのでしょうね
この様な町並みが約200軒もあるなんて
私も現地に行って驚きを実感しました
是非機会がありましたら訪れてみてくださいませ

hiroさんへ
お早うございます
(その2)から通してご覧戴きまして有難うございます
そうですね 旧東海道の難所の1つ 鈴鹿越え の
前後の宿場でしたから宿泊や休憩のための旅籠なども
多かったのでしょう
そしてその町並みが今まで残されて来ました
その陰には住民の皆様の並々ならぬご苦労もあったことと
思います
200軒もの古民家が建ち並ぶ景観は驚きでした
しかし見物の人の少なさも懸念しました

関宿に行かれたのですね。
三重県出身のやっこには懐かしいところです。
昔は、なーんにもない、山間の街、
古くさい街と思っていましたが、
古いものを大切に残してくださっていたおかげで
こうしてきちんとした宿場町の様子を
見られるのですね♪
又歩いてみたくなりました。

去年の9月に行きました
まだ日差しが暑かったです
この先にご馳走場とかありましたし、時間があったら亀山宿にも行って見たかったです
中山道の馬篭宿、妻籠宿も行きました
主人と一緒ですからゆっくりできないのが残念です

やっこさんへ
こんばんわ
そうですか 三重県のご出身ですか
そうですね 地元の方は案外そうしたものですね
私は京都ですが総てを知っているかと言われれば
脱帽です
特に京都の場合は広く深くですので凡人では無理です
そうですね 地元の皆さんのご苦労の賜物と言えますね

あおぞら39さんへ
こんばんわ
そして お久し振りです
あちこちの宿場町に行かれているのですね
何故でしょう ご主人と一緒だとゆっくり出来ないのでしょうか
ご主人はせっかちなんですか
この様な町並みはゆっくりと見ないと良さが判りませんものね

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1153718/58469596

この記事へのトラックバック一覧です: 旧・東海道の宿場町・関宿を歩く(その3):

« 旧・東海道の宿場町・関宿を歩く(その2) | トップページ | 高取「町家のひなめぐり」(メイン会場) »