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2015年3月21日 (土)

旧・東海道の宿場町・関宿を歩く(その1)

 「関宿」(せきじゅく)は、江戸時代の東海道53次の内の、江戸から数えて47番目の宿場町です。三重県亀山市にあり、電車で行く場合は、JR草津線の柘植駅で関西本線に乗り換えて「関」駅で下車します。
駅からは、歩いて約10分程です。「関宿」は、国の「重伝建群保存地区」に、昭和59年に指定されました。
 「関宿」の範囲は、東西の追分の間約1.8Kmあり、江戸時代から明治時代に建てられた古い町家が200軒余りあります。
 町並みは、3つに分かれていて、東から「木崎」 「中町」(ほぼ真ん中) 「新所」 と言います。

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「関宿」の東の入口にあたる「東の追分」で、三重県指定の史跡です。
東海道と伊勢別街道との分岐点です。
大鳥居は、伊勢神宮を遥拝するためのもので、20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮の際、内宮の宇治橋の鳥居が、ここに移されて来ます。
常夜灯や道標なども残っています。

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「木崎」の町並みです。電線は表通りには無く、裏の通りにあって、裏から表に取り込む形になっているそうです。

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「東の追分」の近くにある「岩間家」です。屋号は「白木屋」と言い、建物は200年以上経っているとか。昔は、街道で働く人足や車夫の定宿だったそうです。
格子戸に吊り下げられているのは、「絵手紙」です。これから見て行く各戸に見られます。

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この辺りの各家は、新しい様ですが、古い町並みに合わせた形で、造られています。

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「木崎」の町並みが続いています。この辺りの家々も比較的新しい感じがします。

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「浅原家」で、屋号は「江戸屋」と言いました。江戸時代は、米や材木を商っていたとのことで、「万延」の記録があるとか。「万延」とは、1860~61年です。「桜田門外の変」があった年です。この建物は、江戸期の面影を見事に留めていると言われています。虫籠窓や「ばったり」(床几)も見られます。

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「御馳走場」とあります。「御馳走場」とは、関宿に出入りする大名行列の一行を、宿役人が出迎えたり見送ったりした場所です。
関宿には4か所の「御馳走場」があったそうです。

「御馳走場」跡を少し横道を入ったところには、「大井家」があります。

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「大井家」は、代々「玄庵」と名乗る医家でした。眼科・産科・内科など専門としていた様です。明治初年には、西洋医学も取り入れ、種痘も出掛けたとのことです。

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JR関駅から、この街道に入った角にある「岩」と言う食事場です。
お昼はここで戴きました。お弁当を頼んだのですが、風呂敷に包んで出て来たので吃驚しました。
江戸時代は「岩間家」と言い、幕末に建てられ、明治・大正には料亭を営んでいたそうです。
ちょつと判り難いと思いますが、左端の庇の上に何やら物体が見えます。

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漆喰彫刻で、魔除けの虎だそうです。他にも、鯱・亀・鶴・鯉・龍などがあるそうです。

 「木崎」の町並みは、ここまでで次は「中町」の町並みを歩きます。

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コメント

古都人さん
おはようございます。
懐かしいですわぁ~
ずっと以前にこちらに行きましたの、素晴らしい
家並が続きますねぇ~
電柱もなくて昔の面影を残し意識の高さが
現れていますねぇ~
ご馳走場が4つもあるのですね、興味
深いです~
ひとつひとつの説明が良くわかりますね。
鳥居も素晴らしいものですね。
見せていただけて懐かしく嬉しくなりました。
いつもありがとうございます。

 お早うございます
関宿の名前は初めて聞きました(知りました)
三重県に有るのですね
大好きな重伝建群保存地区は今までに古都人さんのご紹介の場所しか知りません。
電線の無い町並みはすっきりして良いですね
余り知られていないのか人影も少なくこの町並みを
ゆっくり歩いて居られる古都人さんを想像しながらご一緒させて戴いています
絵手紙を格子戸に吊り下げるとは
何と風情のある町なのでしょう
お住まいになられている方達の優しさが感じられてそれだけでも歩いてみたい街道です
中町のご紹介も愉しみに拝見します


古都人さん
お早うございます
古都人さんのブログを拝見するようになってから
重伝建群保存地区に指定されている場所に興味を抱くようになりました。
江戸時代から明治時代に建てられた古い町家が200軒余りも・・
それだけでも興味を誘われます

三重県と言えば鳥羽や伊勢志摩位しか知りませんが東海道53次の宿場町だったのですね
こんなにしっとり落ち着いた歴史の有る町並みが有ったとは驚きです
新・旧の家並みが続きますが佇まいはそのまま受け継がれているのですね
こちらも町並み保存に協力されているのですね
それにしても人影が無く古都人さんはこの空間を独り占めされているのでしょうか


 

古都人さん
お早うございます
古都人さんのブログの中で好きなカテゴリーの一つは古い街道や国指定の重要建造物のご紹介です
お写真も素晴らしくいつも歩きたいなあと思いながら拝見していますが
説明も解りやすく丁寧で行った気になり結局訪れていません(笑い)
 今回は京都から日帰りで行ける範囲ですね
江戸時代から明治時代に建てられた古い町家が200軒も有り、3つもの町並みに分かれている関宿。
「木崎」の町並みは落ち着いた風情が素晴らしいですね
電線の無いのも嬉しく人影の無いのはもっと嬉しいです
出来れば食事場「岩」で風呂敷に包まれたお弁当を戴きたいです

まるで映画のロケ地のような関宿
この続きも愉しみに拝見します。

古都人さん、おはようございます♪
近くに名古屋市出身の方がいて、
お父様の出身地が岐阜県関市。
鰻がとても美味しいと聞いたことが
あったので、「関宿」も岐阜県と思っていましたが、
全く違っていたようです(恥ずかしいcoldsweats01

「関宿」は東海道と伊勢別街道との分岐点にあるそうですが、
昔は参勤交代やお伊勢参りに向かう人々で栄えた
宿場町だったのでしょうね。
神奈川にも宿場町はありますが、こんなに当時の
面影を残している宿場町はないと思います。
電線も表通りからは見えず、新しい家も古い町並みに
合わせ、この地域にお住まいの方が、
いかに町並み保存に協力されているのかよくわかります。
格子戸に絵手紙を飾っているのも素敵ですね。
素敵な御紹介、ありがとうございました。

ムームーさんへ
こんにちわ
そうですか 以前にここを訪れられているのですね
その時と変わっておりませんでしょうか
この様な町ですからそんなに変わることは無いでしょうね
この町並みに一歩足を踏み入れた時の感覚は
やはりタイムスリップした想いでした
こんなに多くの家並みは初めてでした
こちらこそ何時も有難うございます

植村さんへ
こんにちわ
そうですか 初めてのお知り合いですね
関はやはり「関所」から来ていますので
近隣にも幾つかありますが
この様な町並みになっているのは少ないかも
知れませんね
そうですね 電線が表に出ていないのは
景観がすっきりとしていて良いですね
ここの場合は地下化では無く裏に集められて
いましたが何れにしても大変良いことですね

taekoさんへ
こんにちわ
そうですか 伝重建群地区に親しんで戴き嬉しく思います
まだまだ行けていないところが多くありますが
少しずつでもご紹介出来れば良いかなと思っています
近隣では未踏破のところが少なく成って来ました
そうですね 行った時の季節がシーズンオフでしたので
人影は疎らでした

hiroさんへ
こんにちわ
そうですね 「関」と付くところは昔の街道筋の関所から来た
地名だろうと思います
ですから 「関」の町は幾つかあるかと思います
関の字単独でなく 逢坂関 安宅関 など町並みは無くて
関跡のみ残るところもありますね
昔の人は関所には楽しい想いは無かったでしょうね
特に箱根の関所での「出女」(江戸から出る)は
厳しい詮議を受けた様です

古都人さん   こんばんは
国の「重伝建群保存地区」の事は
私も古都人さんのブログで知り魅せられています。
各地に存在する保存地区も
歴史と共に夫々魅せられる事が違い
興味深いのでしょうね。
「関宿」の名は初めて知りました。
江戸時代から明治時代までの古い町家が200軒あまり
それだけでも見応え十分で興味深く思います。
道路こそ舗装されていますが、町並みは古で・・・
タイムスリップした想いになりそうです。
「岩間家」200年以上も経っている建物
「浅原家」「大井家」夫々の邸宅の主の生活に添った
建物が窺え、興味深く思います。
お食事場も風情が有りますね~
風呂敷に包まれたお弁当ですか・・・
風呂敷柄もお弁当も、古を懐かしむもので有ったら
良いのにと思っています。
漆喰彫刻、魔よけの虎だったのですね。
私は子猫の眠り場かと、有りえない錯覚を・・・(無知でね)
「ご馳走場」「万延」など今日も学びが沢山でした。
いつも素晴らしいご紹介ありがとうございます。

こんばんは happy01
関宿、東名阪道を使えば1時間もかからないのですが、未だ訪れたことがありません。
伊勢や大阪、草津方面へと、いつも素通りしていました。
昔ながらの町並みを現代も生かしている取り組みが素晴らしいですね。
それほど観光化されていないのか、人もほとんどいませんね。
だからこそ、余計に趣を感じます。

すみれさんへ
お早うございます
何時もの事ですが丁寧にご覧戴きありがとうございます
そうですね 伝重建群保存地区については今まで数多く
ご紹介して来ましたがここ「関宿」ほど多くの建物が並ぶ
町並みは初めてかと思います
豪華な建物は少ないですが守り続けらて来た古民家が
見事に建ち並んでいます
街道の賑わいも想像出来る宿場町でした

慕辺未行さんへ
お早うございます
そうですね 現在の街道=国道からは少し離れていますが
ほぼ並行した形で旧東海道が通っていますね
一歩この町並みに足を踏み入れますと とたんに江戸時代に
タイムスリップした感じでした
延々と続く古民家の町並みですね

いつか見たことが有るそんな気がする町並ですね
ゆっくり歩けたらいいですね~

お弁当のお店も趣があっていいですね~」
気候が良くなったらこういうところを歩くのもいいですね。

hirugaoさんへ
こんばんわ
そうですね 古き良き時代の懐かしさを覚える町並みですね
この様な町並みに200軒もの古民家が残っているなんて
驚きでした
風呂敷に包んでお弁当が出てくるのも驚きでした

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