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2015年1月14日 (水)

京都・迎賓館を再び

 過日、インドのモディ首相が来日され、京都(和風)迎賓館に泊まられたという新聞記事を見て、以前に撮った迎賓館の写真があったことを思い出して、再び「迎賓館」の記事を作りました。この写真は一般公開時のものでは無く、特別に館内を見学した時のものです。

 モディ首相は、この時安倍首相とも会っておられ、ここで食事を共にされ、宿泊されました。また東寺や金閣寺などにも安倍首相と散策され、また、IPS細胞研究所を訪れ、山中所長とも会談されました。

 では、「京都(和風)迎賓館」を、ご覧戴きましょう。

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正門を内側(車寄せ)から見ています。

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玄関前の回廊です。

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 「夕映えの間」の東の壁面を飾る「比叡月映」(ひえいげつえい)です。
西には「愛宕夕照」(あたごゆうしょう)が見られます。
 京都に住む私達には、常に見慣れた景色です。
日本画家の箱崎睦昌氏の下絵を基に、綴れ織りの技法を用いて制作された織物です。縦が約2.3m 横が約8.6mもある超大作です。
 この間は、大臣会合などの会議や、立礼式のお茶のおもてなし、晩餐会の待合としても使用されるそうです。

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 「藤の間」(晩餐室)です。京都迎賓館で最も大きな部屋で、洋食の晩餐会や歓迎セレモニーの会場として使用されるそうです。
 壁面の装飾は、日本画家の鹿見喜陌(しかみきよみち)氏の下絵を基に綴れ織りの技法を用いて作成された織物です。
縦が約3.1m 横が約16.6mもあります。
日本の草花が39種類も散りばめて、織り込まれています。

そして、その天井です。

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 「京指物」(きょうさしもの)の技能を用いて、杉の骨組みに美濃和紙を貼って造られています。鉄釘を一切使用せず、ホゾを組合せることで、板と板を組み、差し合わせて造ります。この光天井は、可動式の照明でもあります。

 では、これからは目を外に向けて見ましょう。

Img_2752a

 迎賓館の造園には、16代佐野藤右衛門さんを棟梁として、有名な造園業者5社が担当されたそうです。「桐の間」(和の晩餐室)から見たお庭です。

Img_2765a

渡り廊下から見たお庭の北側です。奥に見えている木々は、京都御苑のものです。

Img_2756a

 和会食棟「滝の間」から望む大滝です。巨石を組んで造られています。
真ん中の石は、なんと46トンもあるそうです。

Img_2771a

 視点を変えて、お庭を見ました。赤松と苔とで構成された簡素なお庭です。
奥には、土橋も見えます。

 「京都迎賓館」は、1990年7月に、地元の官民共同の願いとして、要望書が提出されたことから始まりました。 

 工事が始まったのは、2002年3月でした。
2005年2月には、建設工事が完成し、調度品などが運び込まれました。
その年の4月17日に、開館披露式典が行われ<、
小泉首相などが出席されています。5月6~7日には、アジア欧州会合(第7回)の外相会合が初めてここで開かれました。
 そしてその年の8月には、初めての一般参観も行われました。

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京都御所・京都御苑」カテゴリの記事

コメント

古都人さん
 お早うございます
素晴らしいですね
京都迎賓館は2度見学していますが毎回感動します
回を重ねることでポイントを絞って見るようになるのでしょうか?
古都人さんのご紹介の写真と説明を拝見してもう一度更に深く見学したいと思いました
 日本の歴史と文化を象徴する都市・京都は多くの伝統技能者の技が生きている都市でもありますね
先日”みやこめっせ”の京都伝統産業ふれあい館で伝統工芸品を拝見して数の多さに驚き、感動しました
又、職人の実演も見ましたが細やかな手作業の多さにも
取り組まれている真剣な様子にも心打たれました

オリンピックに向けて東京にも建設されるとか聞いていますが
京都の景観や京都御所の有る広い自然豊かな京都御苑に有るからこそ
海外からのお客様をお持て成し出来るのは京都迎賓館が相応しいと思います

 お早うございます
京都迎賓館は一度見学したことが有りますが、ご紹介を拝見して
改めてその素晴らしさに感動しました

建物庭園すべてに日本の美が伝統が息づいている
そんな贅沢な迎賓館ですが
日本の歴史、文化を象徴する都市・京都に在るからこそ意味が有るのですね
京都を代表する伝統技能者の知識・技術が集積されているのでしょうか
幸いにも京都御苑の中に有る迎賓館は
一般公開で拝見することが可能になり
他府県からは勿論海外からの見学者も多いとか
京都に住んでいる私たちは如何に恵まれているかしみじみ有りがたく思います

すみません
↑は植村でした

古都人さん
お早うございます
ご紹介のお写真を拝見しながら説明を読ませて戴きましたがやはり京都迎賓館は素晴らしいの一言に尽きますね
京都には数多くの歴史的建造物、世界遺産、重文など数えきれない文化遺産が有りますが、
京都迎賓館は京都を代表する伝統技能者の技全てが披露されているそんな感じがしますね
そして京都御苑と言う自然環境の中に建設され外国からも多くの時代を代表する方達を「おもてなし」するのに相応しい迎賓館なのですね
織物は西陣織のつづれ織の技法を用いて作成
天井には鉄釘は一切使用されていないなど何処を取っても全てに於いて日本一なのですね
しかも造園にも有名な造園業者5社が担当とは
良い意味での贅を尽くした迎賓館
多くの伝統技術者の居る京都ならこそ叶ったのでしょうね
ここ以上の迎賓館はこれからも建てられないでしょう

過去に1度拝見していますが、次回の一般公開時には是非応募して
ゆつくり京都の文化に触れてきます

古都人さん   おはようございます

すごいですね~
描かれたものでなく織物なんですね。
そういうものが見られるなんていいですね。

お庭の簡素さはこれらを生かすためかしらね。

そうだ京都に行こう~はどうも冬にはその気になりません。
春を待ちかねて行ってみたいです。

古都人さん、おはようございます♪
さすがに京都迎賓館、素晴らしいですね。
建物自体もですが、綴れ織りの技法を用いて
制作された「比叡月映」、「藤の間」の織物
「京指物」の技能を用いて造られた天井、
どれも目をみはるばかりの美しさです。
このように素晴らしい伝統工芸作家が多く
いらっしゃる京都はやはり日本の誇りですね。
インドのモディ首相をはじめ、各国の要人が数多く
訪れていることでしょうが、日本の伝統工芸や
おもてなしにふれ、大いに感動して帰られた
のではないでしょうか。
私も機会があったら訪れてみたいです。
素敵な御紹介、ありがとうございました。

古都人さん、なかなか見られないところの
ご紹介ありがとうございます!!
施設のお名前は知っていましたが、
一度も足を運んだことがありません。
一般公開されていたのですね。
応募されて行かれたのでしょうか?
きっと倍率が高いのでしょうね~。
日本の伝統技術の粋を集めた建物の中、
一度見ておきたいものです。

植村さんへ
こんにちわ
そうですね 全くその通りだと私も思います
地元京都だからこそ出来たことですね
匠の技の継承は大変なことの様です
京都にはその伝統が受け継がれて今日に
至っていると思います
京都迎賓館は何度拝見しても感動します

taekoさんへ
こんにちわ
全くその通りだと私も思います
京都だからこそ出来た伝統の技の結晶ですね
平安の都の時代から引き継ぎ受け継がれて来た
色々な技の伝統は地道なお仕事の継承から
実現出来たものですね
今の時代 技を実現するのは大変なことでしょうね
京都迎賓館や京都御所の維持管理にも
それらの匠の技が生かされていることを思えば
感動します

hirugaoさんへ
こんにちわ
そうですね 京都では絵画も素敵ですが
それ以上に織とか染めが伝統的な技として
伝えられて来ています
これが絵ではなくて織物?と驚かされる
ことが良くありますね
京都では寒い冬に敢えて「京の冬の旅」が
人気の様です

hiroさんへ
こんにちわ
そうですね この様な「京都迎賓館」が造られることが
京都で培ってきた伝統の技を存分に発揮出来る大変良い機会と
言えますね
京都だからこそ出来た迎賓館だと思っております
そうでしょうね 外国の賓客の方々もきっと満足して帰られたと
思います

やっこさんへ
こんにちわ
そうですね 一般的には定期的に公募して公開されていますね
私は公募で一回とその他で一回の計二回 拝見していますが
何時見ても素晴らしい姿・形には感動します
京都にいますと御所や迎賓館は身近な存在と言えますが
東京の皇居は遠い存在ですね
皇居内の一般公開など羨ましく見ています

古都人さん   こんにちは
京都迎賓館、素晴らしいですね~
建物、庭園も日本の歴史と文化を象徴する
京都に建てられた迎賓館だからの
素晴らしさも感じています。
日本、京都の最高技能者の知識と技が
集結しての迎賓館なのですね。
全てに魅入っていますが、
特に壁面を飾る超大作の綴れ織り技術と
京指物技能の素晴らしい天井に感動しています。
素晴らしい日本伝統美と技術は
訪れた方々に日本に息衝いている心と誇りも
届いたのではと思います。
素敵なご紹介は毎回実際に触れてみたいと思いますが、
今回も特に魅せられて機会有ればと願っています。

宵えびす、女子駅伝などのご紹介も拝見させて頂きましたが
ブログ記事と共に古都人さんのお元気
ブログに向かう姿勢に学び見習う事が大でした。(反省)

すみれさんへ
こんにちわ
そうでしょうね 京都が持っている古来からの伝統的な技の
総結集の表われでしょうね
色んなところに匠の技が発揮されていると思います
建築の面にも内装の面にも そして室内の飾りなどにも
生かされていますね
きっと技の所有者の方達はこの時とばかりに頑張られた
ことでしょう こんな機会なんてそうは無いですものね
総合的なプロデューサー見たい方もおられたと思いますが
その方の見事な腕にも凄さを感じます
何時見ても感動の連続です
有難うございます
今年は出来るだけ京都の伝統行事にもっと目を向けて
行きたいと思っています

こんばんは happy01
京都迎賓館、以前に紹介されたこと、覚えています。
本当にステキなところで、館内も庭園も日本の技術の粋を集めたものばかりですね。
インドのモディ首相が安倍首相との会談でこちらを訪れたことは、新聞やネットのニュースでも見ました。
モディ首相たっての希望だったとか?!
しかし、この迎賓館に宿泊できるとは知らなかったです。
もちろん一般の人は無理でしょうね。

慕辺未行さんへ
お早うございます
そうですね 何もかもご存じの通りです
仰る通り宿泊も可能なんです
但し公開時にもどこがその場所か説明はありません
警備上のこともあるのでしょう
勿論一般の方の宿泊は出来ません
出来れば泊まってみたい気もしますが
きっと落ち着かないで一晩眠られないかも知れませんね

古都人さん
おはようございます。
私は行ったことがりませんが京都迎賓館は
素晴らしいですね、要人を接待されるのに
使われる京都迎賓館、京都に都を
もう一度って思われることもわかりますね。
昔からの伝統に今風の息遣いもあり
見事な調和がされていますね。
こちらで宿泊される方々もお庭や建築に
おもてなしのお料理に満足されるでしょうね。
京都ってやっぱり素晴らしい~
古都人さんいつもありがとうございます。

ムームーさんへ
こんにちわ
そうですね 毎年何回か一般公開されていますね
申込みの手続きがちょっと手間ですが・・・
募集人数は結構多かった様に思います
何時も新聞に募集の記事が掲載されています
そうですね やはり和風迎賓館は京都に限りますね
京都にあってこそ意味があると思います

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