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2014年11月17日 (月)

京都の和風建築を巡る 拾翠亭(旧九条家茶室)

 和風建築巡りのしょうざんの「峰玉亭」を拝見した後は、京都御苑内にある「九条家遺構・茶室・拾翠亭」(しゅうすいてい)です。京都御苑の南端にあります。当時の五摂家の一つ、九条家の別邸として使用されてものだそうです。今から約200年程前の江戸後期に建てられたと伝えられています。

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京都御所の正門とも言うべき「建礼門」(南門)が、遠くに見えました。
一際高い屋根は、「紫宸殿」の屋根です。遠くの山並みは、北山の山々です。

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「九条池」に架けられた「高倉橋」の上から見た、「拾翠亭」です。

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北側から見た「拾翠亭」です。手前は「小間と呼ばれている部分で、「三畳中板の席」と言う茶室です。

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1階の広縁から見た「九条池」です。そして、池に架かる「高倉橋」です。
橋の名前は、市中の南北の通り「高倉通」(京都大丸の東端を通る)に繋がっているからです。明治15年に架けられたものです。

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お庭の北側を見ています。左手が「小間」です。向こうには「四阿」(あずまや)も見えます。

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その「四阿」の天辺には、こんなものが睨みを利かしています。
案内の方は、「シーサー」だと言っておられましたが?

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2階に上がりました。2間半四方のゆったりとした座敷です。
南西隅には、この様な「踏込床」がありました。
外回りの三方には、縁高欄が廻らされています。

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障子の外の格子には、こんな模様が施されていました。
「丁子七宝」(ちょうじひっぽう)と言うそうです。

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その障子の紙の貼り方にも趣があります。
紙の継ぎ目をわざと見える様に貼ってあります。
「石垣貼り」と言うそうです。貼り方は難しいそうです。
公家の住まいには、全てこの貼り方になっているとか。

 この「拾翠亭」は、3月1日から12月27日までの毎週金・土曜日と葵祭・時代祭・春と秋の御所の一般公開日に、参観出来ます。午前9時30分から午後3時30分まで。
料金は 1人 100円(高校生以上) となっています。

 今回は、色んなタイプの和風建築を拝見しました。
 和風建築の素晴らしさに、改めて感動した一日でした。

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地域 歴史」カテゴリの記事

コメント

古都人さん
おはようございます
京都は本当に奥が深いですね
至る所に歴史的な建物や名所旧跡が有り京都に住んでいる者は如何に恵まれているか
ご紹介の拾翠亭は拝見したことが無く
唯、高倉橋(名前は初めて知りましたが)の上から情緒のある建物を眺めた事は何度か有ります
あの広い京都御苑の一隅にある拾翠亭は何となく私には無縁の建物だと思っていましたが
お写真と丁寧な説明を拝見してとても身近な存在に思いました
お庭も建物も是非二階に上がって上品で趣の有る内部も拝見したいです
古都人さんの記事を思いだしながら
丁寧に拝見してきます歴史を感じてきます。

↓の無鄰菴の紅葉も嬉しく拝見しました
和風の建物に座ってお抹茶を戴きながら
ゆっくり紅葉を愛でるそんな贅沢な時間を過ごしたいです

 お早うございます
拝見してつくづく丁寧なブログをお作りになっていると感心しました
以前に拾翠亭の見学をしたことが有りますが今初めて歴史を知り建物の素晴らしさ趣の有る2階のお座敷等
説明も受け拝見していたと思いますが・・・
恥かしい限りです
唯、九条池の高倉橋の上は京都御苑を散策する時に歩きますので
ここらか眺めた拾翠亭は印象深いですが、この橋の名前の由来は知りませんでした
古都人さんのブログを拝見して学ばせて戴くことは多々ありますが
もう少し丁寧に見なければと思いました
貴重なご紹介ありがとうございます

↓の無鄰菴の上品な紅葉も拝見しました
こちらへも是非
京都は訪ねる所が多くて嬉しい悲鳴です

古都人さん
 お早うございます
拾翠亭は2度拝見していますが
古都人さんも仰っていますが、和風建築の素晴らしさを改めて実感しています
流石に五摂家の一つ九条家の別邸ですね
お庭も建物もそして内部もゆったり上品でおしゃれ、さり気なく贅沢
今の建物は合理性が優先されますが
心のゆとりが感じられて当時の生活が伺えるようです
二階の障子の貼り方には気づきませんでしたが「石垣貼り」と言うのですね
公家の住まいの貼り方だそうですが
格子の模様と言い拘りのようなものを感じます
ブログは有り難いですね
興味が有れば遡って何度でも見られます
 次回に訪れたときはじっくり拝見したいとしみじみ思いました


taekoさんへ
お早うございます
そうですね 京都御苑の隅にあるので
ちょっと目立たない感じがしますね
割合気軽に入れますよ
一度是非お立ち寄りくださいませ
但し何時でも見られると言うわけではありませんので
その点ご注意願います
遡ってご覧戴き有難うございます
そうですね 無鄰菴もご覧の通り秋色に染まっていました
ここは何時も訪れる方は少なくてゆっくりと拝見出来ます
もし敬老乗車証をお持ちならばそれを提示すればお金は
要りません

植村さんへ
お早うございます
そうですか 一度ご覧になっているのですね
静かにゆったりと拝見されたことでしょう
私の説明は殆どが戴いたパンフレットや係りの方の
説明の受け売りです
ここのパンフレットも良く出来ていたと思いました
遡ってご覧戴き有難うございます
未だ少し早いかなと思って訪ねて見たのですが
結構紅葉は進んでいました
今年は少し早い様ですね 
紅葉の追っ駆け 忙しくなりそうです

 お早うございます
無鄰菴の紅葉も素晴らしいですね
東山を借景としてビルなども視界に入らず流石に京都東山地域にある建物ですね
今、東山エリアを観光地として整備してますが充分値打は有りますね

 拾翠亭は運悪く拝観しようと思った時は公開していなくて・・・が何度か有りました。
 庭園も建物もお座敷もしっとりしていて和風独特の趣が素晴らしい
特にお座敷の「踏込床」「縁高欄」そして「丁子七宝」の模様の格子には特に興味が有ります。
 金曜日か土曜日の午後3時30分までに行くようにします
京都御苑の紅葉も綺麗に色づいていることでしよう
今週末には是非訪ねてみます
 ご紹介ありがとうございます

古都人さん
こんにちは。
拾翠亭いいですねぇ、私ま拝見したことが
ありませんの、詳しい説明と写真でうっとりと
しますわ。
お座敷などの装飾は素晴らしいですね。
昔は欄間のあるお部屋も当たり前のようですが
最近のハイカラなお家は落ち着きませんが
やはり踏込床 縁高欄 丁子七宝などは
いいですねぇ~
無鄰菴も素敵です~
緑と赤や黄色に彩られてとても美しいです
素敵な写真をありがとうございます。

古都人さん  こんにちわ^

今朝はそうちゃんが保育園に行くのを嫌がり
バーバがバスで連れて行きました。
それで時間がずれてしまいました。

京都らしい趣の有るすっきりした建物ですね。
すべてに言われがあり・・・
こちらの拾翠亭も全く知らないところです。
京都は本当に奥が深く至る所に歴史が有りますね。

古都人さん、こんにちは~♪
ほんとに京都は奥が深いですね。
「九条家遺構・茶室・拾翠亭」、
こんなに趣のある素敵な建物があるとは、
まるっきり知りませんでした。
お庭もとても素敵ですね。
「踏込床」も「縁高欄」も格式が感じられて
素晴らしいです。
障子の紙の貼り方「石垣貼り」というのですね。
継ぎ目が模様のようで素敵ですが、
貼るのが難しそうですね。
丁寧な御紹介、ありがとうございました。

天授庵や無鄰菴の紅葉素晴らしかったですね。
家に居ながら楽しめて、こんな幸せなことは
ありません。ありがとうございました。

鈴木さんへ
こんにちわ
遡ってご覧戴き有難うございます
そうですね ビルなどは見えませんね
極近くに京都国際交流会館の建物があるのですが
やはり高さ制限が効いているのでしょうか
視界には入って来ませんね
そうですね 拾翠亭は常時公開ではありませんね
公開日に是非一度ご覧くださいませ
開放的な中で静かなひと時を過ごすことが出来るかと思います

ムームーさんへ
こんにちわ
そうですか 未だご覧になっていないのですね
是非一度お出掛けくださいませ
不思議な空間でのひと時が過ごせるかと思います
遡ってご覧戴き有難うございます
未だ見頃の一歩手前の感じでしたが返ってそれが
良かったのかなと思いました
紅葉の色の変化が楽しめました

hirugaoさんへ
こんにちわ
そうですか そんなことがあったのですね
朝のひと時の慌ただしさですね
そうですね 公家の建物には独特の伝統が
造り込まれている様でした
京都にお越しの折には是非一度ご覧になって
くださいませ
但し公開日にご注意を

hiroさんへ
こんにちわ
そうですね 御所もそうですが公家の建物にも
私達が知らない世界が沢山あるのだろうと思います
長く都があった京都には宮廷から始まった色んな
しきたりや生活の仕方などが公家から一般の家庭に
伝わっていると聞きました
住まいの造りにもそれらが取り入れられているのですね
遡ってご覧戴き有難うございます
天授庵も無鄰菴も紅葉が本格化しつつありました
今年は早く紅葉が進んでいる感じです

こんばんは happy01
今回も素晴らしい和風建築ですね。
茶室に庭園、見ていると心落ち着きます。
このような景色や風情を見て「落ち着く」と感じるのは、やはり日本人だからでしょうか?!
障子の格子の模様や障子の貼り方にも独特の技法が使われているのですね。
シーサーは・・・(-_-)ウーン...?
神社にある狛犬が屋根に乗っている・・・ような感じに見えます。

↓記事も拝見しました。
無鄰菴の紅葉もまた素晴らしいですね。
さすがに趣があります。
何度か京都の紅葉を見に行ったことがありますが、誰もが知っている観光地ばかりしか行ってませんので、改めてこちらで京都のあちこちの紅葉、楽しませていただいてます。

慕辺未行さんへ
お早うございます
そうでしょうね 日本人のDNAでしょうか
明治以来かなり洋風には慣れて来ていると
思うのですが・・・
そうですね 片足を上げているのでシーサー説に
納得したのですが・・・
遡ってご覧戴き有難うございます
少し早いかなと思いつつ訪ねて見ましたら
こんな様子でした
慕辺未行さんも仰っていた様に今年は早いですね
今年は「隠れ名所」を狙っているのですが果して・・・

古都人さん   こんばんは
「九条家遺構・茶室・拾翠亭」のご紹介、
和風建築の素晴らしさ奥深さを丁寧なご紹介で
学ばさせて戴いています。
お恥ずかしいですが、歴史に疎い私は五摂家
直ぐに皆思い浮かばなくて
検索して学びました。
約200年程前の江戸後期の建物、それだけでも
素晴らしく興味深く思います。
広縁からの眺めは、素晴らしいですね。
高倉橋の名の由来、「踏込床」の事も初めて知りました。
縁高欄、障子の外の格子に施され「丁子七宝」
障子の貼り方、「石垣貼り」など
九条家別邸ならではの格式を感じます。
日本建築の素晴らしい技術技法を学び感動を受けました。
こちらのお茶室で、どのよなお茶席が
繰り広げられたのでしょうね。
京都御苑への楽しみが増えました。

すみれさんへ
こんばんわ
そうですね 九条家をはじめ公家の建物には
それぞれに小さな事でも名前が付いていますね
やはり長い伝統の証しかと思います
御所での伝統やしきたりなどが公家に受け継がれ
さらに一般庶民にまで広がったものもあるでしょうし
物によっては公家までで止まっている物もあるかと
思います
障子紙の貼り方などは民間にまでは伝わっていない
ですね
戴いた説明書によりますとここでは主として茶会や歌会等の
社交の場として利用されたと書いてあります

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