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2014年2月 8日 (土)

京都の伝統工芸展を見る その2

 前回の続きです。「京に生きづく手しごと展」(京都市伝統工芸連絡懇話会主催・烏丸御池駅ギャラリー)で、色んな作品を見学しました。

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                   伏見人形

全国に90種類以上もある土人形の中で、伏見人形の系統をひかないものはないと言われるほど、我が国土人形の元祖であり、民族的な美しさを誇っています。
原型から型を起こし、生地をおこし、仕上げ・焼成・色彩などの工程を経て完成します。
昔は分業していたそうですが、今は全行程を1人でやっているとのことです。

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伏見人形と言えば、その代表的な存在は、この「饅頭喰い」です。
お話によれば、或る人から両親のどちらが好きかと聞かれた、この子供はそこにあった饅頭を2つに割って、尋ねたその人に、「この饅頭のどちらが美味しいか」と聞き返したと言うことです。

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           数寄屋建築用金具類

京都での茶室や社寺の建築には、欠かせない締結用の金具類です。

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                 京  瓦

平安建都以来、京都は瓦の一大産地として栄えて来ました。
第2次世界大戦後は、特殊な手作りの瓦を中心に生産しています。
種類としては、700種類以上もあるそうで、鬼瓦や軒瓦、ケラバ瓦などの役瓦が中心になっているそうです。丈夫で、いぶし銀の様に美しい輝きを持つ、手づくりならではの風合いが、京瓦の特色です。

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             能  面(増女)

能舞台で使われる能面は約80種類あります。
素材は檜で叩き鏧(きん)、各種の彫刻刀で打ち上げ、
表には胡粉を嫪(ろう)で溶いたものを塗り重ねサンドペーパーで丹念に磨きます。
目・眉・髪は墨で描き、唇は朱墨や紅で表情をつくってゆきます。
 能面は「彫刻」と「絵画」の融合した工芸であり、裏の漆塗り、目・歯入れの金工、髪・髭の植毛等各種の技法を必要とする工芸です。

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          かつら(おすべらかし)

こちらの「かつら」は、「葵祭」の斎王代が着用されるものですが、時代劇の撮影などに多く使われる「かつら」などもあります。
ひとりひとりの頭の形に合わせて作られますので、人の数だけ違う型が出来ることになります。

 京都の伝統工芸品の紹介はもう少しあります。

 

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地域 歴史」カテゴリの記事

コメント

古都人さん
 お早うございます
京都の伝統工芸は世界に誇れるものですね
時代を経て今もこうして受け継がれている事に感動します

伏見人形はどれも本当に可愛くて思わず笑みがこぼれますね
京都の伝統的な建物は釘を使われていないと
聞いていますがこのような締結用の金具を使われているのですね
京都が瓦の一大産地として栄えてきたことは全く知りませんでした。
京瓦も初めて見ましたが確かにいぶし銀のような光沢が有りますね
能舞台で使われる能面が80種類も・・・・
最後のかつらも人の数だけ違う型が出来る事も納得しました
これ以外にも京都には多くの伝統工芸が有るのですね
愉しみです

何も知らない事を恥ずかしく思いながら学ばせて戴いています

↓の節分会も愉しく拝見しました
特に壬生寺は懐かしいでした

古都人さん
 お早うございます
ご紹介の京都の伝統工芸を拝見して
京都の文化の広さ深さに改めて感動しました
私たちの目に届くものそうで無いもの
全く知らないものが有るのでしょうね

その中で伏見人形は何とも愛らしい形で表情で心が和みます
数寄屋建築用金具類にしても京瓦にしても
京都本来の建造物に欠かせない物なのですね
これが葵祭の斎王代が着用されるかつらなのですね
ひとりひとりの頭の形に合わせて作られる
流石に伝統工芸と言われるだけの事は有りますね
能面の完成するまでの行程?の多さにも驚きました
ご紹介ありがとうございます
学びながら興味深く拝見しました
京都に住まいしていても中々見る機会は有りません
 
↓の吉田さんと壬生寺の節分会も
懐かしく拝見しました
今年は何処へもお参りしなくて古都人さんの
ブログでお参りさせて戴きました(笑い)


古都人さん
 お早うございます。

京都の伝統工芸は本当に素晴らしいですね。
伏見人形は ウフフ と微笑んでしまいました。
実用的な物・優美なもの・可愛いもの・・多くの多くの伝統工芸が継承されているのですね。
 斎王代のかつらは繊細で美しいですね。
 
 有り難うございました。

古都人さん、おはようございます♪
前回から拝見しました。
京都には素晴らしい伝統工芸品がたくさんありますね。
娘の同級生で大学を卒業してから、
染色を学びたくなり、仕事をしながら京都の大学の
通信教育を受けているというお嬢さんがいたことを
思いだしました。京都には世界遺産以外にも
目を向けなくてはならないものがたくさんありますね。


小鼓・大鼓・太鼓などに色鮮やかな緒がついて
いることは知っていましたが、その名が「調べ緒」と
いう事は初めて知りました。優雅で素敵な調べを
連想させる、良いネーミングですね。

伏見人形はユーモアがあって可愛いですね。
賢い饅頭喰いの子供の言葉にはホロリとさせられます。

組合組織のない小規模な業種の集まりだそうですが、
どの作品にも伝統を守るという強い意志と情熱が
感じられ素晴らしいと思いました。
素敵な御紹介、ありがとうございました。

taekoさんへ
こんにちわ
今日は雪が降りましたが出掛けていません
寒いと思うとダメですね
しかし雪より雨ですから積もる方も今一かと思います
何て思って気持ちを納得させています
そうですね 昔はそれぞれにそれなりの需要があったのだと
思います 今はその需要が多分激減しているのでしょう
細々とその技が引き継がれているのですね
京都だから残った技と言えますね
そうですか 壬生寺の節分風景 懐かしくご覧戴いたのですね
有難うございます

sallyさんへ
こんにちわ
ご覧を戴きまして有難うございます
まずお断りしますが戴いた2回分のコメントを纏めさせて戴きました
そうですね 京都だから生まれた技であり
京都だから残った技でもあります
しかし需要が大きく落ち込めばどうしようも
ないですね
新しい技も生まれて来るでしょうから
技の継承者も大変なことと思います
これからもどの様に伝統を守っていかれるのか
関係者の皆さんのご苦労が思い遣られます
私達も何かの機会があれば協力出来れば良いのですがね

hiroさんへ
こんにちわ
そうですね これらの工芸技術は平安の昔から
御所や公家で使われ始めたものが町衆に広まり
需要が広がったものだと思います
しかし明治維新後天皇の東京奠都以後需要の主体が
激減しさらに戦後には生活様式が変化したため
需要が低迷してしまったと思います
そんな中で技の継承が続けられて来ました
最近は懐古趣味か多少は需要も増えているやに
聞きますが関係者の皆様のご苦労は大変なことかと
拝察します
こんな機会に少しでも認識が深められれば嬉しいと思います

古都人さん
こんにちは。
京都の伝統工芸は素晴らしいものばかりですね。
伏見人形の愛らしさに見とれています。
能面の品良さや金具の見事さなど誇れる
ものばかりですねぇ。
遷都されてから廃れたものもあるのでしょうね。
でもこうして未だに息づいているのは
素晴らしいことですね。
古都人さんが色々なものに目を向けて
ご紹介くださるのはとっても嬉しいですし
興味が持てますわぁ。
いつもありがとうございます♪
雪から雨にそしてまた雪になってきました。

ムームーさんへ
 こんにちわ
厳しい寒さですね
今は止んでいますが寒さは変わりません
そうですね
京都の伝統工芸は誇れるものばかりですね
そうしてこうして身近で拝見出来る事に感謝しています
確かに多くの工芸品の中には需要の減少と共に
廃れた物も有るでしょう
今もこうして息づいていることは一人の京都人として嬉しく思います
拙い記事ですが少しでもお役にたてれば何よりです
こちらこそありがとうございます

こんにちわ~
京都の伝統工芸にはやはり素晴らしいものがありますね。
どの工芸品も素晴らしく感動しています。
この能面もそうですがかつらもすごいことですね。

今日は雪のほういかがでしたか。
降りました積もりました・・・・

で駐車場とお庭で遊んで終わりにしました。
京都の雪景色もいいものでしょうね。

hirugaoさんへ
 こんにちわ
そうですね
京都の伝統工芸品は京都にとっては誇れる芸術作品の一つです
滅多に見る機会は有りませんし写真も撮れません
今回こうして身近に拝見出来てしかも撮ることを出来たのは幸運でした
 雪は降ったり止んだりですが底冷えの寒さが続いています
京都の雪は余程降らなければ直ぐに溶けてしまいます
道路は今はシャーベット状態です

こんばんは
大人は時に、妙な質問を子どもに投げかけますね。
お饅頭の例えは素晴らしいです。
そう思うと一層賢そうなお顔に見えます。

他の人形も、ユーモラスで随分色がきれいで楽しいです。
京都駅などのお土産のコーナーでは、あまり見かけないような気がしますが。
どのような場所で見ることが出来るのでしょう。

能面もおすべらかしも素晴らしいです。
このような伝統技術こそ後世に残すべきです。

神奈川は、見たこともないような大雪と強い風に、不安な夜を過ごしています。
豪雪地域の方々のご苦労が偲ばれます。

こんばんは (◎´∀`)ノ
伏見はお酒だけでなく、このような伝統工芸品もあるのですね。
若いころ、深草や木幡に友達がいて泊めていただいたこともあるのに、全く知りませんでした。
昔は分業だったのが今は全工程を一人で・・・。
専門の職人さんがいなくなった、ということでしょうか。
饅頭喰いの人形の話、思わず「うーん・・・」と唸ってしまうほど感銘を受けました。
その子にとっては「両親のどちらが好きか」なんて、「二つに割った饅頭のどちらが美味しいか」と聞かれることと同じぐらい愚問だったのでしょう。
聞き返された人は、どんな答えを、そしてどんな顔をしたでしょうね。
他にもたくさんの京都ならではの伝統工芸品がありますね。
さすが1000年以上もの歴史が育まれた街!
と同時に、これらの伝統を受け継いでいく人がかなり少なくなっているのでは・・・、という心配もしてしまいました。

雅美さんへ
お早うございます
そうですね 少々頓智問答的なお話ですが
その通りですよね
伏見人形の中でも代表的な1つです
伏見人形を見る(と言うより売っている)のは2か所あります
1つは伏見稲荷大社の前の広い通りに面したお店で「丹嘉」さんと
もう1つは東寺の東門の前を北に行ったところです
そうですね どの技も長く残して欲しいものばかりですが
現実は厳しい様ですね
そうですね 昨日の京都市内は朝少し雪でしたがその後は雨でした
ですから雪は直ぐに融けて仕舞いました
関東は大変な様ですね どうぞお気を付けてくださいませ

模辺未行さんへ
お早うございます
そうですね この様な技は京都ならでは生まれ残ったものと
言えますがそれだけに今は厳しい状況の様です
何しろ需要が激減している訳ですから
最近は復古趣味で見直されている部分もある様ですが
厳しさは続くものと思います
何よりも後継者難が問題ですね
そうですね 一休さんの頓智問答的なお話ですが
返された言葉に大人の反応は複雑でしょうね
ギャフンと言ったところでしょうね

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