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« 2013シェフの饗宴 in KYOTO 夏の京 「京都東急ホテル」 | トップページ | 京都・嵯峨野へ 秋を探しに »

2013年10月 2日 (水)

京都 山中油店

 千本通から下立売通に入り東に進みますと、智恵光院通に出る手前に、
水車が回り、錦鯉が優雅に泳ぐお屋敷が見えてきます。

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汲み上げた地下水で回る水車の音に、江戸時代の風情を感じることができます。

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「水車のある油屋さん」と地元の方は親しみをこめて言われています。

せせらぎの音。苔むした水車がゆったりと回っています。
この辺りは出水(でみず)といって水が豊かに湧き出る所です。
地下20、30メートルから汲み上げられている井戸水を利用して、庭園を潤し、水車2つを回し又、向かいの町家文化館(後日upします)の池にも使われています。

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※一本御書所 この地は平安時代、内裏の東側の一角に当たり、
「平安宮一本御書所」(いっぽんごしょどころ)が有りました。

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ここが全国でも珍しくなった油の専門店、山中油店の本店です。
築二百年近い店舗は、国の「景観重要建造物」および「登録文化財」の指定を受けています。
 創業当時は、主にお灯明用の菜種油を商っておられましたが、現在では食用油だけではなく建築・工芸用油やスキンケアオイルなども扱い、その範囲の広さはまさに油専門店ならです。

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 山中油店は、東西の通り、下立売(しもだちうり)通に面しています。
又、近くには先日紹介しました”佐々木酒造”も有ります。
 立売通の名前は、一帯では、商人らが路の傍らに立ち、物を売っていたことから生まれました。
玩具、茶の湯の道具、武具、馬具などが売られていたと言われています。
下立売通とともに、上立売通、中立売通の通り名は、いまも残っています。

※一本御書所とは、当時流布していた書籍を一本(一部)書き写し、保管・管理した施設を言います。
 公卿が長官の任に着き、その下に預(あずかり)、書手(しょしゅ)などの役職が有りました。
『貞操信公記』(948)には、すでにその記載が有るとの事です。
『日本紀略』(964.10)には、大蔵省の野御蔵(ののおくら)に、清書された222巻を遷納したとの記録が残ります。平治の乱(1159)の際には、藤原信頼らが後白河上皇をここに押し込めたことでも知られる(立札より)。

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コメント

古都人さん
 おはようございます
山中油店は有名でその名前はよく耳にします
こちらだったのですね
単なる油店では無くて歴史の有る場所に古くから
商売をされているのですね
広くて趣の有る店頭の様子に時代を感じます
水車が回っている
しかも通りに面した場所に
地下水の豊富な事と共にこの景色は感動です
佐々木酒造もそうでしたが時計が止まったような静けさを感じます

この通りで商人らが立ち売りをしていたのですね
当時の様子を思い浮かべながら興味深く拝見しました
京都の奥深さを感じながら学びながら・・・・


古都人さん
 おはようございます
山中油店と佐々木酒造は同じ日に
散歩していて見つけた場所でした
もう2~3年前になりますがこちらも感動したものです
水車が周り鯉が泳ぐ池に風情を感じ
お店の佇まいに歴史を思いました
 今、写真を拝見しながら説明を読ませて戴いて
もう一度この歴史の深い場所で
当時の商人たちが路の傍らで商いされていた事に思いを馳せ
ゆっくり眺めていたいものです


古都人さん  おはようございます

実はhirugaoは初めて聞くところです。
油やさんにこれだけの歴史は凄いですね。

時代が戻って行きそうなそんな感じがします。
いいお水は何もかもに影響があるのですね。

水車が回る様子見てみたくなりました。
もう出歩いても大丈夫な気候ですものね。

古都人さん、おはようございます♪
山中油店さん、200年も大切に建物を守ってこられたのですね。
老舗ならではの素晴らしい佇まい、鯉が泳ぐ池や風車は
江戸の風情が感じられ、いつまでも見ていたい気持ちになりました。
佐々木酒造さんは俳優の佐々木蔵之介さんのご実家だそうですね。
先日テレビで放送されていました。
京都には日本の古き良き伝統が残っていて良いですね。
素敵な御紹介ありがとうございました。

↓京都アスニー文化祭の「七宝彫金クラフト」も素晴らし
かったです。どの作品からも温かみが感じられ、
心がほっこりとしました。
私も何か習いたいとは思いますが不器用で・・・
一つのことを長く続けられている方は心から尊敬します。

taekoさんへ
 こんにちわ
そうですね
京都の方は名前はよくご存じですね
山中油店は単なる油店では無く
歴史の深くて長い場所に有るお店です
このあたりも地下水が豊富で至る所に湧水が有ります
人通りが少ない静かな場所に有りますが
時々カメラを提げた方の姿を見ます
本当に京都は奥が深いですね

hirugaoさんへ
 こんにちわ
ご存じなかってのですね
最近はネットでも販売されているようです
この場所が秀吉の聚楽第が有った所で歴史も深くて長いです
そうですね
京都好い水のお蔭でお酒や調味料、和菓子の老舗が多いです
これからは行楽シーズンです
是非京都にもお越しくださいね

hiroさんへ
 こんにちわ
そうですね
京都には老舗が多いですが特に上京区は
聚楽第が有った所で歴史の有る店が多いです
佐々木酒造にリンクするのを忘れていますが
佐々木蔵之介さんのご実家です
拙いブログですが少しでも喜んで戴いたら嬉しいです

↓の京都アスニー文化祭の作品もご覧戴いてありがとうございます
そうですね
素人の作られた好さ、素人なればこその温かみが感じられました
hiroさんは何においても器用な方で熱心な方です
1つのことを長く続けておられる方は
本当に尊敬出来ますね

古都人さん
こんばんは。
京都にはこういうお屋敷がいい雰囲気で残ってて
いいですね。
昔のお屋敷は見てても重厚なつくりですねぇ。
どの場所も味わいがあって見惚れます。
こちらで作られたものならば安心して
いただけますね。
こういう風情があるお店は見ててもわくわくしますね。
素晴らしい~ご紹介ありがとうございます。
いつもありがとうございます。

こんばんは
聚楽第があったあたりなのですね。
こういった老舗がしっかり歴史を伝えながら
商売をされているところが京都らしい。
京都に惹かれる理由のひとつです。
良い油は多少高くても美味しいですよね。
今回の旅で買おうと思います。
京都を訪れる日を指折り数えつつ
もうすでに旅は始まっていることを実感します。

こんばんは ヽ(´▽`)/
油の専門店?その様なお店があるものなのですね。驚きました。
黄金色に輝く錦鯉、松、灯篭に太鼓橋・・・『和の情緒』たっぷりで素敵です。
そして苔むした水車がとても良い味を出しています。
日本人の心の琴線に響く風景ですね。
維持・管理は大変でしょうが、いつまでも心安らぐ景色、残していきたいですね。

ムームーさんへ
お早うございます
そうですね 幾らか現代風に変えられた部分もあるでしょうが
昔の商家の佇まいを持った古民家ですね
今も油一筋にご商売されているのは流石京都の商家と言えます
が今日の量販店が多い中でさぞ厳しいものがあるだろうと
推察します
こちらこそ何時も有難うございます

雅美さんへ
お早うございます
そうですね 流石京都の商家さんですね
厳しい環境の中と想像しますが頑張っておられます
是非こちらにお越しの際にはお立ち寄りくださいませ
きっと雅美さんがお気に入りの雰囲気のお店です
そうでしょうね 秒読み段階に入っておられますね
旅は計画段階から始まると言いますね
それが楽しいものですね

慕辺未行さんへ
お早うございます
そうですね このお店の前に立ちますと
昔にタイムスリップした思いに駆られます
昔から油一筋のお店ですね
昔はきっと油の量り売りもされていたことでしょう
油一筋のお商売は京都ならではのことでしょうね
しかし厳しい中でのお商売だと想像します
お店の隣にこの様な施設を持っておられるのも
京都の歴史の深さを示すものだと思いますね
歴史上の出来事をこの様に保存されていることに
頭が下がる思いです

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