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2013年6月 6日 (木)

五個荘町の「近江商人屋敷」の内部について

 前回は、五個荘町金堂の町並を紹介しましたが今回は「近江商人屋敷」の建物の内部、公開されていた中で最も大きい「外村宇兵衛邸」(雛飾りはここです)を中心に、ご紹介します。

 門を入って直ぐ右手にあったのが、「川戸」で、正しくは「入れ川戸」と言うそうです。

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「川戸」は、川の水を屋敷内に取り込む様にしたものです。
ここで簡単な洗い物をするところで、この設備は、「外村 繁邸」でも見られました。

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玄関を入った所から振り返って見ていますが、落ち着いた雰囲気が感じられます。

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お座敷に上がらせて戴き、広々した室内を見渡しています。
左側が玄関、右の「のれん」の中は炊事場です。
箱階段も見えます。

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部屋の奥に続く蔵の中です。
蔵の一階は、展示室になっていて、主に「外村宇兵衛家」の歴史に関する資料などが展示されていました。

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二階にも上がらせて戴きました。二階には、家具や什器なとが並んでいて
「宇兵衛家」の生活の豊かさが感じられました。

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母屋の二階にも上がらせて戴きました。しっとり落ち着いた雰囲気です。

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土間に下りて、のれんの奥の炊事場も拝見。
部屋の多さの割には、炊事場は小さく思いました。
商人の本宅ですから、日頃はそんなに多くの人が住んでいたのでは無いのかも知れませんね。

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庭には、近江商人達の働く姿を再現した銅像が置かれていました。
ここ五個荘町は「てんびんの里」と呼ばれています。
てんびんに荷物を括り付けて、移動していたのでしょう。

 「外村 繁邸」には、蔵が「外村 繁文学館」になっています。

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こちらも座敷に続く蔵になっていました。
蔵の中には、「外村 繁」の文学活動に関する資料が、たくさん展示されていました。
文学仲間としては、井伏鱒二・青柳瑞穂・上林暁・太宰治など、東京・阿佐ヶ谷の文士仲間との交際があったようです。
蔵の二階は、家具・什器などの置場です。

改めて五個荘町の近江商人屋敷の素晴らしさに感動しました。

 

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京都府外」カテゴリの記事

コメント

古都人さん 
 おはようございます
立派と言うほか相応しい言葉が見つかりませんが
柱や梁、板戸、障子戸に懐かしさを感じます
どっしりしてしっとりた佇まいは
流石に豪商と言われた近江商人の建物ですね
建物全体がゆったり建てられているのですね

川戸のこんなに立派なものは初めて見ました
炊事場に懐かしさを感じます
こんなに立派では無かったですが、我家にもオクドサンや水屋が有りました

「てんびんの里」
天秤に荷物を括り付けて・・・
当時の商いが解ります
この広くて数多い部屋の殆どが商談や接待に使われていたのですね
感動しながら興味深く拝見しました


古都人さん
 おはようございます
ご紹介の「外村宇兵衛邸」広々とした贅沢な住まいですね
近江商人の豊かさ、財力は立派な雛人形でも解りましたが
改めて感心しています
華美では無くどっしりした佇まい
このような建物はこれから何十年も今の姿を留めているのでしょうか

近江商人は細かい(無駄遣いはしない)と聞いていますが
お金の使い方が合理的だったのですね

「川戸」と言うのですね
懐かしい気がするのは何処かで見ていたのかも知れません
アイデアですね
どっしりした建物の内部、柱や梁に文字通り目がクギ付けです
炊事場に祖母が住んでいた田舎の家を思いだします


古都人さん
おはようございます。
こちらのお家はいいですよねぇ~
門を入ったところには川戸があり風情が
ありますね、こちらで野菜などを
洗ったのでしょうね。
屋敷内の調度や階段、台所など
見てると昔の生活が見れたようで
感慨深いですねぇ~
お屋敷の中を見せて貰えてまた
素晴らしい思いを抱きました。
いつもありがとうございます。

古都人さん    おはようございます

こちらは行ったことはありませんが琵琶湖の湖北あたりでも
このようなのを見ました。
いいことですね~
昔の生活のシンプルさが懐かしいですね。
今は物があふれていますものね。

昔の台所こんな風でしたよね。
ここも見てみたい気がします、青春切符では少し無理ですね。

川戸。
子供の頃、北陸の松任(現白山市)の農家で見て、成程と感心しました。

近江商人の商人になるための教育を描いた『てんびんの詩』の
話を聞いて、ぜひ、この映画を見たいと思っています。
人間として成長した結果、商売が出来、後世に残る財ばかりでなく文化、
人財、格言、家訓なども受け継がれてきたと思います。
ぜひ、訪れ近江商人の文化に触れたい近江五個荘です。


古都人さん今日は
お元気ですか・・梅雨に入っても雨も少なく
少し楽ですね
外村宇兵衛邸を見せて頂いて感心しています
川戸のある家など昔でも、そうそうは無かったと思いますが
さすが近江商人のお屋敷ですね・・お座敷も広く
畳も全部が黒縁で懐かしいです・・今は色柄ものが多く
見られますね・・・蔵の中も箱入りの上等の品々がづらり
そして建物自体の天井や家具も懐かしいですね・・
母屋の二階に来て何かホッとした気分に
身近な感じをさせて頂きました
土間も懐かしく、見た事のある品々に歴史を感じます
さすが近江商人のお屋敷ですね・・
そんな中ちょっぴり私達の身近にもあった
品々に懐かしさを感じています

taekoさんへ
こんにちわ
近江商人達は一介の行商人から身を起し
質素倹約を旨として大商人になった人達ですね
普段の生活は無駄な支出などせず
勤勉に働いて収入を増やして行くと言うのが
信条の様です
日本の田舎の家の原風景と言える雰囲気を
持った邸宅だと思います
名前は地方によって違うかと思いますが
日常の生活に水を取り入れた場所が
必ずあったと思いますね

ムームーさんへ
こんにちわ
そうですね 「川戸」は日々の生活に欠かせない水との
大事な接点と言えますね
土が付いたままの野菜などを洗うのには至極便利な
設備ですね
沢山の食器などを洗うのにも便利だと思います
名前は違っても同じ様な目的の設備は
田舎には大抵あったのかも知れませんね
こちらこそ何時も有難うございます

hirugaoさんへ
こんにちわ
そうですね 近江の古い民家でしたら
ほぼこの様な生活様式が続けられているのでは
ないでしょうか
実は私も京都に住む前は湖南地域に住んでいましたから
大体良く似た生活様式でしたから
JRびわこ線の能登川駅からこの地に行きますから
青春18切符で十分行けると思います
日帰りOKですよ

maetetuさんへ
こんにちわ
そうですか 「川戸」 松任にもあったのですね
水との係りがある生活の中では欠かせない設備と言えます
名前は違っても全国各地に同じ様な設備はきっとあるだろうと
思いますね
「てんびんの詩」 名前は聞いたことがありますが未だ見たことは
ありません 所謂教育映画でしょうか
近江商人には 日野・近江八幡・五個荘を含む湖東とありますが
どこを取り上げた作品でしょうかね
私も見てみたいと思います

咲子さんへ
こんにちわ
丁寧にご覧を戴きまして有難うございます
こんなに立派な「川戸」は私も初めて見ましたが
ほぼ良く似た設備は私がかつて住んでいた
湖南地域にもありました
それは川の上に廂を伸ばした形のもので
水を取り込むと言うよりも川を家の中に流した
と言った感じでした 今は川の流れも少なくなり
野菜の泥落とし程度しか使えないようです
上水道が普及したことも影響しています
そうですね 日本の田舎の原風景がその程度の差は
あるものの生きていますね
この様な大きなお宅での什器類は相当なものが
あることでしょう 四季の日々の生活の中で
どんなに工夫しながら使っておられたのか
興味がありますね

こんばんは (◎´∀`)ノ
川戸、TVの旅番組で見たことがあるような・・・?!
たしかここで野菜を洗ったり、お茶碗などを洗ったりするのでは?
このような大きなお屋敷だけでなく普通の民家にも、このような川戸があると聞きました。
これも当時の人の知恵ですね。
中もとても広々としていて、ここでどのような暮らしがされていたのか・・・?
今で言う『セレブ』だったのでしょうね。
ふと気になりましたのが、ひな人形の飾りの一部です。
もしかしたら『右近の橘』と『左近の桜』でしょうか?

慕辺未行さんへ
お早うございます
そうですね こんなに立派でなくとも
川の水を引き入れた「川戸」はありますね
名前も「川戸」では無いかも知れません
私も暫く滋賀県湖南地域に住んでいましたが
川の傍に建つ家では必ずと言っても良い程ありました
川の上に廂を伸ばした形でした
邸宅は広いですが生活は質素倹約の様ですよ
贅沢は許されない家訓がありました
そうですね お内裏様は向かって右側ですね
南面して左が上位ですね

こんばんは
日本古来の家屋は
現代には比べ物にならないくらい
機能性と美しさに富んでいることがわかります。
こういった落ち着きのある住まいを拠点にして
地に足のついた商いをして
その名を高めていったのでしょうね。
その頃に住んでいた方々の息遣いが
感じられるような写真ばかりです。

雅美さんへ
お早うございます
そうですね 関西地方に多い田の字形を基本に
このお宅も造られているのだと思います
田の字形は機能的な住まいだと思いますね
私も滋賀県に住んでいたことがありますが
やはり田の字形でした
やはり家は活動の根拠ですものね
それがしっかりとしていなければ思う様な
活躍は出来ません

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