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2013年6月21日 (金)

サントリー山崎蒸留所を見学しました その2

 前回の続きです。
いよいよ、ウィスキーが造られる工程を見学します。
 始めの工程は、「仕込・発酵」です。

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ウィスキーの原料はこの「麦」ですが、サントリーでは「二条大麦」を原料としているとのことでした。

この「二条大麦」を発芽させ、乾燥させて「麦芽」にします。
そして、麦芽を細かく砕き温水と共に「仕込槽」に入れます。

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これが、その「仕込槽」です。
ここでは、デンプンが糖分に変わり、これをゆっくり時間を掛けて濾過し、
綺麗に澄んだ麦汁が造られます。
この麦汁を「発酵槽」に移します。

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「仕込槽」の向い側には、その「発酵槽」があります。
(ガラス越しに撮っていますので、直近のものに焦点があたって、撮りたい部分はピンほけになってしまいました)
 槽は木製です。酵母を加えて、発酵させます。
木製の槽は、温度管理が難しい反面、蒸留所内に棲みつく自然の乳酸菌などが働いて、
ウィスキーに豊かな味わいをもたらしてくれるそうです。

次は、「蒸留室」に向かいます。

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「蒸留室」に入って、直ぐの様子です。色々な形の蒸留釜が並んでいます。
釜の形によって、出来るウィスキーの性質が違ってくるそうです。
蒸留は、2回(初溜と再溜)するそうです。
この部屋は、蒸留のために加熱していますので、暑かったです。

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蒸留されたばかりのモルトウィスキーは、この様に無色透明です。
アルコール度は70度もあるとのことです。
この無色透明のものが、あの琥珀色のウィスキーに、どしてなるのか?
それは、次にご紹介する「貯蔵庫」にあるのです。

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「貯蔵庫」内の様子です。ずらりと並んだ「貯蔵樽」です。
見事な、圧巻と言える光景でした。
樽の木材は、オークの木を使っているとのこと。
樽の使用頻度と共に、ウィスキーの熟成度が変化する様です。
樽の容量は、約200~500リットルある様です。
ウィスキーは、この樽の中で長い時間掛けて、熟成されます。

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これは、樽に詰めてから12年経ったものだそうです。
満杯のウィスキーが、12年経つとこれだけ減量するとのこと。
水分が樽の木材を通して蒸発し、濃いウィスキーになるのだそうです。
右隣に4年ものが置かれていますが、美しいワインカラーが、12年も経つと
この様な色に変わるとは不思議です。

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この樽は、ここでは最も古いもので、1924年(大正13年)のもので、
89年前のものと言うことになりますね。
上の樽の表示を良く見ると、No.0001と読めます。
樽には、総てこの様な樽詰めした年数が表示されていました。
 
ウィスキーは、幾つかの樽から取り出された原酒を使って、ブレンドされて完成品となります。

 「なにも足さない そしてなにも引かない」 シングルモルトウィスキー「山崎」が、この様にして出来上がるのです。
 
総ての見学が終わった後は、試飲室で色々な飲み方で、ウィスキーを戴きますがこれも見学の愉しみの一つです。
 「山崎」と「白州」を、水割りや炭酸水割り、オンザロックス そしてストレートと。
私は「山崎」をストレートで戴きましたが、何とも言えない美味しさでした。

 楽しい気分で、「サントリー山崎蒸留所」を後にして、「アサヒビール大山崎山荘」に向かいました。

 

 

 

 

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京都府外」カテゴリの記事

コメント

古都人さん 
 おはようございます
「なにも足さない なにも引かない」
このコマーシャルを思い出しながら、香を愉しみながら?拝見しています
ウイスキーの醸造工程は勿論初めて拝見しましたが
あの透明感の有る琥珀色と芳醇な香り
このようにして幾つかの工程を経て出来るのですね
過去のそして今も、多くの方達の努力と経験の積み重ねなのですね

ウイスキーに豊かな味わいをもたらしてくれる木製の槽
これは理解できます
蒸留釜の形によってウイスキーの性質が異なる
これも試行錯誤して得られた結果なのでしょうね
貯蔵槽に寝かされたウイスキー
確かに圧巻と言える光景ですね
ウイスキーの香に満ち溢れている?貯蔵槽
充分酔った気分になるかも知れませんね

私は飲める口では有りませんが
見学させて戴いて
”山崎”を炭酸割で試飲させて欲しいです

古都人さん
 おはようございます
ウイスキーの製造工程
思っていた以上に工程の数も多くて驚いています
仕込槽は木製なのですね
>木製の槽は豊かな香り・・・<
これは私にも解ります
ウイスキーの芳醇な香りはこの事こも寄るのですね
蒸留釜の形によってウイスキーの性質が異なる
これも興味が有ります
無色透明のモルトウイスキーが熟成されてワインカラーに変るのですね
そして年を経て量も減り色も濃くなる
ウイスキーの独特の芳醇さは
このような過程を経て出来上がるのですね
感動しながら拝見しました
工程ごとの写真と丁寧な説明、とてもよく解りました。
ありがとうございます

是非、午前中の見学を申し込みます
見学するだけの値打は充分に有りますね


やっと山崎蒸留所に着きましたね。

私が見学した夏でも貯蔵庫がひんやりしていた。
冬、樽とともにウイスキーが冷気を蓄えるからだと
言われていたと思う。
山崎の地、職人が一体となって名ウイスキーが産まれる。
そんな印象を受けました。

ウイスキーといえば初任給で買ったサントリーレッド。
社会人になってお世話になる寮長さん、(先輩)に初任給でサントリーレッド
(一番安いウイスキー)を持って挨拶に行きました。
気も合い何かと面倒を見てくれたが、もう会う事が出来ない。
私は醗酵、熟成とは無縁は未熟成な人生を送っている。
そんな姿を見ると多分、大笑いして未熟だのうと言ってくれるだろう。

サントリーのCMは
『少し愛して、長く愛して』の大原麗子さんシリーズなど
印象に残る見てもいいCMが多かった。

古都人さん
こんにちは。
いつもありがとうございます。
芳醇なウイスキーが出来上がるまでの
工程は素晴らしいですね。
樽から蒸発するのですね、そしてまろやかで
美しい琥珀色になるのでしょうね。
樽が並ぶ様子がいいですね。
こういう所を見学したことがないので
とっても興味深く見せて貰っています。
父がこちらのウイスキーばかり飲んでいました。
懐かしいです~
次に行かれた所も楽しみです♪

こんにちは 
 サントリー山崎蒸留所の見学
興味深く拝見しました
機会が有ればと思いながら今日に至っていました
工程ごとの写真と詳しい説明ありがとうございます
こんなにも多くの工程が有る事に驚きました
機会を見つけて見学させて戴きます
取材お疲れ様でした

taekoさんへ
こんにちわ
台風の影響があまり無くて良かったですね
これなら通常の梅雨時の雨ですね
気温も低く過ごし易いです
これがまた一挙に30度以上になると応えますね
そうですね 是非一度見学されると良いと思いますね
サントリーウィスキー山崎蒸留所で検索されると
ホームページを見ることが出来ますよ
その上で申込みされる方が良いと思います

maetetuさんへ
こんにちわ
何時ものことですが私の記事で色々と思い出を
語って戴き嬉しく思います 有難うございます
ご謙遜を・・・
十分に熟成した人生を送られている様に推測致しますが・・・
そうですね サントリーのCMは楽しく面白かったですね
一頃ウィスキーを愛用した時期がありました
レッドからオールドと幅が広かったです
やはり懐具合との関係で決まっていました

ムームーさんへ
こんにちわ
そうですね この樽の中で熟成させ
様々な味わいのウィスキーが出来るそうです
山崎でのウィスキーはシンプルでピュアーな
ものが出来上がるとのことでした
それと熟成の期間も大事な要素となります
そうですか 
お父上はここのウィスキーを愛用されていたのですね

京都人さんへ
こんにちわ
そうですね 一度ご覧になることを
お奨めしたいと思います
電話1本でOKです 午前を希望された
方が有利かと思います

こんばんは
すっかり遅くなりました。

ウイスキー工場は製造過程も写真OKだったのですね。
たいていのところはNOですのに・・・

いい写真が撮れましたね~
素敵!
この工場は確かレンガ色の建物でしたよね。
今は飲む人がいないのでウイスキーは置いてありませんが
懐かしい銘柄です。

こんばんは (◎´∀`)ノ
ウイスキーも麦、ビールも麦からできているのですよね。
ということは、ある意味ウイスキーも『飲むパン』なのですね。
変わった形の蒸留釜、あれは私もきっとニッカの工場で見ていると思います。
樽の数は圧巻ですね。
ウイスキーやワインには樽は欠かせませんネ。
そして樽に入れ長い年月寝かせることによって、味わい深いウイスキーができるのですね。
しかし、蒸留されたばかりのウイスキーが無色透明で、アルコール度数が70度とは?!
まるでロシアのウォッカのようです。

hirugaoさんへ
お早うございます
どういたしまして
写真OKは自信があるのでしょうね
考えて見れば製造工程はシンプルです
問題は熟成ですがこれは中味は見えません
建物はレンガ色と言うよりチョコレート色ですね
そうですね サントリーウィスキーは
盛んに宣伝していますから商品名は良く耳に
入って来ますものね

慕辺未行さんへ
お早うございます
そうですね ビールとウィスキーとの造り方の違いは
熟成の有無ですね ビールには熟成はありませんね
「飲むパン」 成程そう言うことになりますね
そうですね 熟成蔵はウィスキーに魂を入れるところと
言えますね まさに圧巻でした
樽を通して水分が徐々に蒸発しているわけです
そして中味は少しずつ濃厚になって行くのですね
「山崎」はそれのみでブレンドするシンプルなものです
ブレンドするブレンダーは権威がある様です

こんばんは
丁寧に作られているのが良くわかります。
ウィスキーも「生き物」なんですね。
以前ワインの製造過程を見学したとき
大きな樽がささやくような音を立てていたのを思い出します。
そんなことを思いながらウィスキーを飲むと
また格別の美味しさでしょうね。
ウィスキー党ではありませんが
古都人さんの記事を読むと
すごく飲みたくなります。

雅美さんー
お早うございます
そうですか 私は未だワイン工場は見学したことが
ないのです
ワインも地下などで長く熟成している光景は
テレビなどで見たことがあります
何れも丁寧に造られているのですね
私はウィスキーも好きです 香りが良いです

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