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2013年5月18日 (土)

京都・嵯峨大念仏狂言を拝見

 3月15日、嵯峨釈迦堂(清凉寺)で行われた「お松明式」に、奉納された
「嵯峨大念仏狂言」 3つの内、最初の「花盗人」を、境内の「狂言堂」で拝見しました。
重要無形民俗文化財です。
 
数ある演目の内、「花盗人」が最初に演じられた訳は、春の定番の出し物だからそうです。
当日の演目は、この他に「釈迦如来」と「土蜘蛛」でした。

勿論、仮面無言劇です。音は、鉦・太鼓・笛のみの単調なもので、
登場人物は、旦那・供・盗人の3人です。
 
では「花盗人」の主な場面を、ご覧ください。

019a

先ず、旦那と供の登場です。
演じられている場所は、嵯峨釈迦堂境内の南西にある「狂言堂」です。

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3人の中で一番良く動くのは、この供です。
目尻が下がり、団子鼻の供です。

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旦那に命じられて、桜の花を伐る供です。

028a


伐った桜の枝を立て掛けます。そして、旦那と何やら話をしています。

032a


そこへ花盗人が登場して、桜の枝を盗みます。

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供は、何とか桜の枝を取り返しましたが、今度は自分の腰に差していた脇差を盗られてしまいます。
盗人が持っているものが↑とは変わっていますね。


041a


供は、脇差を取り返すべく、半纏の片方を脱ぎ、盗人に向き合います

048a_2

供は旦那の刀を借りて、盗人と対決しますが、又も旦那の刀を盗られてしま
います。

053a_3

そこで、旦那の指図で縄をないます。そのための藁打ちをします。
右手に持っているのは、横槌です。


058a
縄が出来上がり、盗人に縄を掛けようとしたところ、誤って旦那に縄を掛けてしまいます。

060a_2

旦那は怒って、横槌を振り上げて、供に殴りかかりますが、供はほうほうのていで逃げて行きます。
盗人は、我関せずとばかり、どうぞどうぞと手を差し上げています。
 まあ、このようなストーリーですが、登場人物の軽妙な動きに場内は笑いの渦でした。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

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伝統行事」カテゴリの記事

コメント

古都人さん 
 おはようございます
最近、狂言を見る機会は増えましたが
気軽に見られるようですが
残念ながらその機会を逃していました
しぐさとせりふ付きも有りますね

ご紹介の花盗人、
ストーリーは単純ですが
身振り手振り頭の向き等、軽妙な動作で
セリフは無くても何となく解るのが面白いですね
下に説明を付けて戴いていますから
うんうんと頷きながらその軽妙な姿に
笑ってしまいました
大した芸ですね


古都人さん 
 おはようございます
狂言は見たことが無いのですが
日本の古典の一つなのですね
身振り手振りの芸?なのですね
お面を被っておられるから
顔の表情は顔の向きで表すのですね
お面も衣装も上手く出来ていますね
役柄が見事に表れているような

下に書いて戴いた説明を読みながら写真を拝見してユーモラスな姿(芸)に
思わず笑ってしまいました
単純なストーリーの持つ面白さでしょうか

京都でも狂言そのもの、音楽などとコラボされている等
拝見出来る機会は増えていますね
特に若手の狂言役者も頑張っておられます
是非、本物を一度拝見したいです


古都人さん
   おはようございます

狂言ですか~
以前に何度か見る機会がありましたが
最近はないですね。

身振り手振りが楽しくて皆さんそれだけで
わかるので笑いの渦というのも納得ですね。

季節がよくなりいろんな行事のある京都
を歩いてみたいです。

古都人さん
おはようございます。
いつもありがとうございます。
まぁ~狂言に行かれたのですね。
幅広い知識をお持ちですわぁ。
いつも興味が色々とおもちで
関心していますの。
造形大学で見た狂言とは違い
素朴で素敵な感じがしますわぁ。
こういうのに心を向けるのは素晴らしいなぁ~
見せて頂いて嬉しいです~♪

おはようございます。
こういった単純な笑いが
娯楽の本質だと思います。
しぐさや顔に思わず笑顔になります。
狂言や能といった日本の古典文化に触れることなく来てしまったので
とても興味深く読ませていただきました。
神奈川は朝からひんやりしていますが
京都はいかがですか?
友人に京都案内を頼まれましたが
日程調整つかず断念。
朝からため息の連続です。

古都人さん初めまして!「ブログ」というものに、コメントを書くのは初体験です。アチコチ歩き回るのが大好きで、いつか越畑に行きたいと思っていました。ネットを探っていて古都人さんにたどり着きました。カヨワイ?女子二人でも行ける所でしょうか?

taekoさんへ
こんにちわ
本格的な狂言と違って この大念仏狂言は
気楽に楽しめます ストーリーも極めて単純です
ただ仏教の教えの何かを表していると言われている
ところが判り難いでした
ただ単に花を盗んではいけませんよだけでは
ないと思うのですが・・・
比較的見る機会が多いのは壬生寺での
壬生大念仏狂言ではないかと思います
節分の日には必ず催されています 有料ですが

hirugaoさんへ
こんにちわ
本格的な狂言とは全く違いまして気楽に楽しめるものです
本格的な狂言の影響を受けているとは聞きますが・・・
話の筋も単純です 
ただ仏の教えを広めるために創られたものですから
やや説教臭は隠せませんね
京都市内を歩かれるのでしたらJR京都駅ビル内に
便利な観光案内所がありますからそこに寄ってから
歩かれることをお奨めします

ムームーさんへ
こんにちわ
いえいえ嵯峨釈迦堂の「お松明」を見に行ったら
見られることを知り時間を合わせて行っただけなのですよ
ただし3演目のうち最初の「花盗人」しか時間の関係で
見られなかったのです
大念仏狂言は壬生寺など各所でも遣られています
単調で単純ですが心の中から笑いがこみ上げて来ます
有料や無料など会場によって異なります
こちらこそ何時も有難うございます

雅美さんへ
こんにちわ
この狂言は肩の凝らない気楽に楽しめる
ものです 一度機会がありましたら 1演目だけでも
ご覧になることをお勧めします
今朝は少しひんやりとしましたが今日は28度と予報
されていますので動くと汗ばむ位になることでしょう
残念でしたね 京都に来られるチャンスでしたのに
次回は何時の予定をされているのですか?

京微人さんへ
こんにちわ そして初めまして
そうですか 越畑行を考えておられるのですね
実は私も田植えが終わった棚田が見たいと
思っているのですが なにしろ交通の便が良くないです
女性お二人で行かれることには問題と思いますよ
マイカーですか
私は車に乗れないのでJRとバスで大回りして行きました
バスの回数も少ないです
一応行程を申しますと JR山陰線(さがの線)で八木駅まで行きます
そこから京阪京都交通のバスに乗ります 約1時間です
バスは「原」行きです
終点まで乗って戻って来るコースが良いと思います
1か所食べるところもありますが弁当持参が良いと思います

こんばんは (◎´∀`)ノ
『花盗人』という言葉は知っていますが、狂言の演目なのですね。
写真と古都人様の解説を拝見し、「”盗人猛々しい”という言葉は、ここから来ているのかな?」と感じました。
自ら盗みに来て騒ぎを起こし、最後は「我関せず」とばかりの図々しさ。
ホント「盗人猛々しい」ですね。
ユーモラスなお面と滑稽な劇、お腹の底から笑いが止まらなかったのでは?!

慕辺未行さんへ
お早うございます
そうなんです 「花盗人」は演題なのです
成程 慕辺未行さんの解釈 納得ですね
3人のお面がそれぞれにその役割と言いますか
性格と言いますか 上手く表現している様に感じました
私も一頃 市内の大念仏狂言に熱を上げていた時も
ありました 面白くかつ考えさせられる部分がありました

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