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2013年5月26日 (日)

京都・桂離宮を参観しましたー4

 前回の続きです。
「桂離宮」の中で最も大きな建物である「書院」棟の外観を拝見した後、
近くのお茶室「月波楼」(げっぱろう)を拝見しました。
「桂離宮」参観も、大詰めに近付いて来ました。

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「月波楼」の内部の様子ですが、広い土間と座敷から出来ています。
名前の通り、月を眺めるのに良い工夫がなされている様です。

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土間の方の天井です、こちらも自然の木を上手く使って造られています。
色褪せた絵馬は、「唐船に和漢乗合之図」とか「古物之唐船に日本人船あそびの図」とか言われているそうです。

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茶室の「中の間」から池の向こうには、「松琴亭」が見えます。

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「書院」近くの「中門」です。鄙びた感じの茅葺屋根の門です。

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「御輿寄」(おこしよせ)と言い、「書院」の玄関です。
四段の石段を上がると、一枚岩の大きな沓脱があります。
6人の沓を並べられることから「六つの沓脱」と言うそうです。

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近くの道の先には、この様な松が植えられています。
目隠しの松とか言うそうで、松が通せんぼしています。
ユーモアを感じました。

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所々に池を越えるための橋が架けられていますが、石橋もありましたが、
この様な土橋も幾つかあり、野趣いっぱいの土橋です。
 
以上で、「桂離宮」の参観は終わりでいすが、前から望んでいた参観が実現出来て、
大満足でした。
 起伏に富んだ離宮内は、石段と飛石の連続で、コースを外れない様に、
慎重にゆっくりと回遊させて戴きました。
 約一時間は、知らず知らずの内に経っていました。

 最後に、「桂離宮」について、簡単に触れます。
「桂離宮」は、その名の様に、京都市の西、桂川中流域の西岸(右岸)に営まれた離宮です。
修学院離宮と並ぶ江戸時代初期の代表的山荘です。

 八条宮家の初代智仁(としひと)親王(第106代・正親町(おおぎまち)天皇の孫)と2代智忠(としただ)親王の父子によって、約50年間、3次に及ぶ造営によって完成したものです。
 
敷地は、約23万坪(と言ってもぴんと来ませんが)あります。
もともと下桂周辺には、八条宮家の領地がありました。
 
初代の智仁親王が、ここに山荘を造り始めたのは、元和年間(1615~24)頃と考えられています。
山荘の体裁が整えられた後、寛永6年に智仁親王は亡くなられ、暫くは山荘は荒れた状態だったようです。
 
2代の智忠親王が、再建を始めたのは、寛永18年頃で第2次の造営が行われました。
 
明暦4年(1658)と寛文3年(1663)には、後水尾上皇の行幸に際して、
第3次の造営が行われ、現在の姿にほぼ完成しました。
 
「桂離宮」の庭園が有名になったのは、ドイツの著名な建築家・ブルーノ・タウトが、
絶賛してからのことと言われています。

 明治16年(1883)に、宮内省に移管されて離宮となり、現在に至っています。

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地域 歴史」カテゴリの記事

コメント

古都人さん 
 おはようございます
私も4回に分けてご紹介の桂離宮大満足させて戴きました

贅沢なお茶室やそれを取り囲むように作られた池。
京都に住まいしていても拝観の機会が有りませんでしたが
是非池を巡りながら数々の趣の有る趣の異なるお茶室を拝見したいと思います。
可能ならお茶室に座って四季折々の池を風景を眺めたいものです

書院の玄関、静かな風情の有る建物ですね
通せんぼの松や野赴いっぱいの土橋
愉しいですね~
 桂離宮の庭園が有名になったのは、ドイツの著名な建築家が絶賛してからとは
少し残念な気もしますが。
いずれにしてもこうして予約が必要でも拝観出来る事は嬉しいです。
 数々の写真と説明、感動したましたし、同時に学ばせて戴きました
桂離宮の今日までの変遷も解りました
ありがとうございます。


古都人さん 
 おはようございます
今日まで拝見して来て
桂離宮が”英知を絞った贅を尽くした”庭園であることが
よく解りました
決して華美ではなく
木や紙や土壁を使って或る意味本当に贅沢な庭園ですね。

ご紹介の月を眺めるために作られたその名も「月波楼」
茶室の窓から眺める池や他の建物
よく考えて作られていすね
広さが有るからこそ出来たのでしょうね

中門の茅葺屋根
書院の玄関
何れも趣の有る建物で静けさが感じられます
通せんぼしている松は作庭された方の遊び心でしょうか?
最後の野趣に富んだ土橋これも好いですね
桂離宮の歴史も学ばせて戴きました

私もブログを拝見して大満足させて戴きましたが
やはり宮内庁京都事務所へ行って参観の申し込みをしてきます

おはようございます

京都が近いようでやはり遠いのを感じました。
この桂離宮も申し込みが必要と聞くとなかなか
出来ませんでした。
こうしてゆっくり写真を拝見して幸せを感じました。

いろんなことが考えれれて作られているのを拝見して
なるほど・・・でした。
月を眺めるための工夫も余裕を感じられました。

ランキングこんな長いメンテははじめてです。
御迷惑をおかけします。

古都人さん
おはようございます。
いつもありがとうございます。
立派な建築に庭園と趣向を凝らしたものですね。
今ではこれだけ贅沢なのは造れないでしょうね。
華美なキンキら金でなくて日本の美そのものに
関心しています。
そして桂といういい場所にありますね。
修学院離宮も桂離宮も素晴らしい財産ですね。
詳しく見せていただいて嬉しいですわぁ。

おはようございます。
うーん、とうなってしまう素晴らしさです。
実際その場に立つと感動は一層すごいものになると思うと
胸が高鳴ります。
しかし御所と同じく
ネットでの桂離宮の予約はほぼ取れません。
何度もトライし続けていますが。
時々桂離宮のすぐそばまで行って
周りを歩き気持ちをなだめています。
中村軒にも寄ります(笑)

taekoさんへ
 こんにちは
毎回ご覧戴いて丁寧なコメントありがとうございます
桂離宮も修学院離宮も縁の無い物と思っていました
運よく拝観出来て丁寧な説明を受けて実際に
見たのと写真とは大きな差が有りました

是非池を巡りながらそれぞれのお茶室を拝見して下さい
きっと感動されると思います

hirugaoさんへ
 こんにちは
毎回ご覧戴いてありがとうございました
コメントも嬉しく拝見しました
申し込みですがやはりネットでは確率は低いようですね
宮内庁京都府事務所での申し込みも書類面で厳しいと思いました
そうですね
 月を眺めるための工夫一つをとっても余裕が感じられますね
ランキングのメンテは長すぎますね

ムームーさんへ
  こんにちは
 こちらこそ毎回ご覧戴いてコメントもありがとうございます
そうですね
立派なお茶室に庭園
今ではこれだけの贅沢なのは実際に作れないでしょうね
場所も好い所に有ります
やはり背景も大切な要因の一つでしょうね

雅美さんへ
 こんにちは
そうですね
実際にその場に立つことが出来て感動の連続でした
ネットでの予約は制限されていて少ないと聞いています
多分、身分確認が難しいからでは?と思います
聞くところによると、個人の申し込みでは無くて
仕事に利用される場合も有るからとか
宮内庁京都府事務所での申し込みも
身分証明が要りますし同行者が有る場合は
その者の住所・名前・生年月日も記入します

お気の毒だとは思いますが・・・

こんばんは
桂離宮を拝観することより
こういう古都人さんのお気持ちのほうがずっと嬉しいです。
人の心ってそういうものです。
予定を立てて京都に行くことが出来にくいので
のんびり宮内庁系を散策できるのは
まだ先のことになりそうです。
それまで古都人さんの写真を楽しみますね。

雅美さんへ
お早うございます
お役所的ですが対象が対象だけに
極めて慎重に遣られているのだと
思います
実際に窓口での対応はこちらが
拍子抜けする位笑顔で丁寧に対応
して戴けました 2回窓口に行ったのですが
2回ともそうでした
お心遣いのお言葉有難うございます

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