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2013年5月10日 (金)

京都・上賀茂神社の「競馬会」を拝見  前段階の巻

 5月5日、京都・上賀茂神社では、「葵祭」の神事の1つ、「賀茂競馬」(かもくらべうま)が催されました。
 1日の「足汰式」(あしぞろえしき)での、予備的神事が行われた後を受けての競馬本番となる神事です。

 この日は、朝から神事が始まっています。
菖蒲の根合わせの儀  本殿祭の儀  そして競馬会の儀 と神事の連続です。
競馬会の儀でも、馬が走ることに焦点を据えている私にとっては、見たくても見られない神事でした。
有料拝観席から見られた範囲で、出来るだけご紹介します。


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画面の真ん中に、小さなお社が見えますが、「頓宮」(とんぐう)と言って、
ご祭神が午前にここに遷御されていて、「競馬会」をご覧になります。
その右の建物には、後程、神主・所司代などが、ここに入られます。

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「競馬会」が始まるスタート地点「馬場元」付近の様子です。
向こうに見えるのは「一の鳥居」で、手前に見える柴垣が「埒」(らち)です。
馬場は、全長約150mの芝生ですが、ゴールの「馬場末」から先は、砂利道となっています。

018a

先ず、馬のみが馭者に引かれて、馬場内を何回か往復します。
常にトップを行く「倭文庄」(しどりのしょう)の馬です。
12頭すべての馬が参加します。

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中には、飛び跳ねたり、この馬の様に勇み立ったりする馬もいました。
これから、自分達が遣らねばならないことを知っているのか、興奮気味の馬が多かったです。

029a

それが終わると、神職の方に先導されて、可愛い警固衆が馬場内を往復しました。
見物の皆さんから、思わず拍手が沸いていました。
資料によりますと、この警固衆の呼び名は「モクリ コクリ」だそうです。
意味は判りませんが…。
手には、警備用の杖と木刀を持っています。昔は大人の役だったのかも知れません。

 いよいよ「乗尻」(のりじり)達が、馬に乗って登場します。
「九折南下」(きゅうせつなんか)です。

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「左方」(さかた)からで、「左方」の衣装は赤色です。
付き添う子供達は、将来この子等の中から「乗尻」になることがあるそうです。
小さい時から、慣れさせようと言うことです。

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続いて「右方」(うかた)の登場です。
黒色の衣装と言われていますが、ご覧の様な色です。

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神主・所司代・目代・陰陽代などが、上でご紹介した屋形に入られます。
黒色の衣装が神主で、三位文官の束帯を着ておられます。
緑色の衣装の方が、所司代でしょうか。

 未だ未だ「駆馳」は、始まりません。未だ儀式があるのです。

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「三遅」・「巴」・「小振」の儀と言って、馬場内を行ったり来たり、何遍も繰り返します。
始めの馬は丁寧に、後に簡略に、この時間が結構掛りました。
「駆馳」する2頭ずつが、その前に行います。

064a

「右方」の「乗尻」の一人です。この様な恰好での騎乗です。
今は、どんな心境なんでしょうね。


そして、漸く「駆馳」となります。その模様は次回にご紹介します。

 

 

 

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コメント

古都人さん
 おはようございます
今朝のブログは特に大作ですね。

今まで葵祭には幾つかの行事(神事)が有るとは
聞いていましたが
一つ一つの神事が本番前も、こんなにも丁寧に厳かに執り行われる事に
吃驚しています

多くの方達、子供までが参加しておられるのですね
この賀茂競馬も準備の段階から、携わっている皆さんの気持ちが一つになって
子から孫へと受け継がれていくのですね
感慨深いものが有ります
そして、歴史と伝統を重んじる京都人の気質を誇りに思います。

古都人さん 
 おはようございます
前回の足汰式も感動しましたが
競馬本番の神事「賀茂競馬」にも
多くの神事が行われるのですね
やはり歴史の長さと深さを感じます
テレビで競馬の様子は放映されますが、神事は初めて見ました

子供の警護衆は可愛いくて凛々しいですね
緊張されている様子が微笑ましいです
馬も緊張しいていることでしょうね
馬尻の衣装も豪華
付き添っている子供達も将来馬尻になることを
夢見ているのでしょうね

長い行事?を経て愈々本番ですね
次回が愉しみです

古都人さん   おはようございます

TVでしか見たことがないこの行事を丁寧なお写真で
見せていただいました。
美しい装束や馬の手入れも行き届いて
この場面を見ていたらドキドキしてしまいます。

葵祭りは一度は行ってみたいのですが
なかなか時期にあいません。
昨日は京都へと思っていたのですが近場で電車に乗ってきました。

だんだん気力がなくなりそうです。

古都人さん
おはようございます。
いつもありがとうございます。
上賀茂神社のこういう行事素晴らしいですねぇ。
長い歴史のもとに今もこうして
執り行われるって素敵で感動いたしますね。
お馬さんは色々とわかっていて健気ですね。
子供たちと良く行った上賀茂神社は
いつ見ても素晴らしくて懐かしくて
嬉しいですわぁ~
見せて下さって嬉しいですわぁ。

taekoさんへ
こんにちわ
今日は久し振りの雨降りですね
何故かほっとしています
この間からお天気続きで何かと忙しかったので
一息付けそうです
さて 賀茂競馬は 神事の進行はゆったりと行われます
現代人に取っては余りにものんびりと映りますが
それが古式からの神事なのでしょう
神事の中の1つ1つに意味があるのでしょう
しかし馬の駆馳はあっと言う間の出来事でした

hirugaoさんへ
こんにちわ
葵祭は是非ともご覧戴きたいですね
京都の3大祭の中でも最も古代の面影を
残す雅なお祭りです
有料観覧席でしたらゆったりとご覧戴けるかと
思います 特に下鴨神社の糺の森の中は
趣きがあって良いですよ

ムームーさんへ
こんにちわ
今日は一日雨模様でお宅でごゆっくりされている
ことでしょう こちらこそ何時も有難うございます
そうですね 上賀茂神社は広々としていて
下鴨神社とはまた違った明るい雰囲気ですね
「ならの小川」辺りは子供さん達が喜ぶエリアですね
そろそろ水が恋しい季節にもなって来ました

こんばんは ;:゙;`(゚∀゚)`;:゙
京都の祭りと言えば、祇園祭に葵祭、時代祭が思い浮かびますが、
この神事も素晴らしいもののようですね。
葵祭の神事とのことですが、神事というよりはもうすでに一つの『祭り』ですね。
衣装も古式蒼然とし、とても厳かな雰囲気が写真からも伝わって来ます。
これもやはり、一つの『平安絵巻』なのでしょうね。
「モクリ コクリ」と呼ばれる警固衆たち、平安の世もあのような出で立ちで、都を守っていたのでしょうね。

慕辺未行さんへ
お早うございます
「賀茂競馬」は元は宮中で行われていたものを
平安時代の1093年にここ上賀茂神社に移され
今日まで続いているものです
そう言うことから今年で920年になる訳です
それ以前にもこの神社は馬とは深い関係が
あったそうです
そうですね これだけでも立派な神事と言えそうに
私も思いました 葵祭の中でも行列の儀と並び
競馬会は人気の神事です

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