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2013年4月20日 (土)

今年も春の京都御所の一般公開に行って来ました ー1

 今年も、京都御所の春の一般公開に、初日の4日に行って来ました。
今回の公開に、特別に展示されていたものを中心に、ご紹介したいと思います。
今年の見どころは、3つあると地元の新聞で知りました。

 何時もの様に、「宜秋門」(ぎしゅうもん)から入って、直ぐにある「御車寄」に置かれている衝立の絵が、今年のみどころの1つ目です。

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「岩に唐鳥の図」です。描いた人は、林 葵山(はやし・きざん)と言う絵師で
白い鳥が岩にとまっている様子です。
唐鳥とは、当時オウム・クジャクなどの外国産の鳥のことを言いました。
林葵山は、京都御所 御三間 南御縁座敷の杉戸絵「桃林牛とうりんのうし」
なども描いています。

 
次は、「御車寄」の近くにある「新御車寄」です。
ここには、屏風「源氏の図」が置かれていました。

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旧桂宮家からの伝来品「源氏の図」(筆者 伝狩野尚信)の屏風で、左隻せきに6場面、
右隻せきに5場面の源氏物語を※六曲一双(ろっきょくいっそう)に画いたものです。
 ※屏風の数え方で、六つ折りの屏風が左右で1セット、つまり一双であること。


屏風の絵の中から、2つの場面を大きくしました。

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「明石」の巻より、明石の君を訪ねて行く源氏です。

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「空蝉」の巻より、空蝉と軒端萩の囲碁と、それを見る源氏です。

 この「新御車寄」は、大正4年(1915)の大正天皇の即位礼に際して建てられたもので、大正以後の天皇・皇后両陛下の玄関となっています。
 

 3番目の見どころは、「日暮門」の近くにある「大臣宿所」に置かれている
6点の花器です。
 京都御所御文庫に保管されている宣徳薄端(花器)でこの花器は、
中国、明代の宣徳年間(1426年-1435年)に鋳造された銅器を模て作られたと思われるもので、薄端という胴の上に皿形の取り外しのできる広口を付けたものです。
 胴に,龍や亀,鶴などの彫刻が施されています。
その中から2点をご紹介しますが、ガラスのケースに収められていて、
撮影しますとガラスに映った人影も写っていて、やや見難くいです。

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波と鶴亀の彫刻が施された花器です。

024a

波と龍と亀の花器です。
 京都御所は申し込めば公開日以外でも拝観できますが、春と秋の一般公開は、普段は拝見できないものを見ることが出来、有意義な時間を持つことが出来ました。


この後は、「紫宸殿」に向かい、「左近の桜」を見ます。

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京都御所・京都御苑」カテゴリの記事

コメント

古都人さん
 おはようございます
雅な世界ですね
京都御所の一般公開は京都人より他府県の方が多いと聞いています
私たちは何時でも見られるの思いが有りますが
勿体ない事をしていますね
京都御所は天皇がお住まいだっただけの事は有りますね
御所内にはどれほど多くの貴重なものが有るのか想像も出来ませんが・・・
今回の特別公開の有名な絵師の絵や茶器もその一つなのですね
実物をご覧になられた古都人さんの感動は
どんなものであったか想像出来ます
何時もながらの詳しい説明に自分が見てきたように錯覚しています
多分、私ならこんなに丁寧に見ないだろうとも思いますが。

ここ数年行っていない一般公開
秋は是非出かけたいとつくづく思いました。
そして、丁寧に拝見したいとも。

古都人さん
 おはようございます
京都御所の一般公開は何となく毎年同じでは?との思いが有ります。
記事を拝見してそうでは無いの思いを強くしました

特別に展示されていたものを拝見して流石に京都御所ですね
どれも有名な絵師によるものばかり
確かに見応えが有ります
特に源氏の図は素晴らしいです
源氏物語の一場面、雅な世界にどっぷり浸っている
そんな感動が有ります。
源氏物語は時代を越えて読まれる愛され書物ですが
今の時代には考えられない優雅な世界に惹かれます
 茶器は銅器なのですね
木の香りがするようにも思えました
見事な彫刻、細かい細工は素晴らしいですね
素人の私が言うのは気がひけますが・・・
実物を是非拝見したいものです

古都人さんの個々の説明も詳しく解りやすく、勉強になりました
 

古都人さん   おはようございます

午後から雨のようですが今は陽がさんさんです。

いいですね~
このような京都を実際の目で見たいものです。
それに皆さんが写真を撮ってもいいのなんて嬉しい限りですね。

行けなかった私はここでゆっくり源氏物語絵巻を拝見します。
こうして後世まで残されて私たちも見られる・・・・幸せですね。

源氏物語のこの明石も須磨も近いのです。
一度歩いてきますね。
いつも嬉しいコメントありがとうございます。

古都人さん
おはようございます。
いつもありがとうございます。
御所は今年は行けなかったですが
こちらで詳しく見せていただけて
良かったですわぁ~
置かれてるもの、描かれたもの
建築など素晴らしいものばかりで
ため息が出ますね。
歴史があるものを見るのは嬉しいですね。

taekoさんへ
こんばんわ
そうですね 基本的には毎回同じですね
ただ毎回特別に公開・陳列されるものが
予め新聞などで発表されますので
それを目当てに行っているのです
以前は皇后のお住まいなど恒例でないところも
公開されていましたが最近はないですね
時には違ったところも見せて欲しいものです
やはりここにはトップクラスの芸術品が献上などで
伝えられているのでしょうね

hirugaoさんへ
こんばんわ
そうですね 何時ものことながら京都に住む
有難さを痛感しております
京都御所にしても京都御苑にしても
市バス一本で直行出来ます
二条城も同じですね
京都はそんなに広くありませんから
大体市バスや地下鉄で乗り換えするところも
ありますがほぼ直行が可能です
羨ましがらせて済みません
そうですね そちらからは須磨や明石は近いですね
去年 或る会で須磨と明石は行きました
平清盛関係の見学ツァーでした

ムームーさんへ
こんばんわ そうですね 御所はまさに歴史の
塊みたいなところですね
「八重の桜」でもしばしば御所周辺のことが
出て来ますね
特に幕末は京都は政治の舞台になりましたからね
あれだけの建物の管理となれば極めて大変な
ことでしょうね
時々修繕されているのを見掛けることがあります
こちらこそ何時も有難うございます

こんばんは (◎´∀`)ノ
京都御所の一般公開、こちらからはなかなか見に行くこともできませんから、ご紹介とても嬉しく拝見しています。
衝立の絵も屏風もさすがの品格です。
花器も本当に素晴らしいです。
いずれのものも国にとっては『お宝』級のものでしょうね。
もう10年以上、京都を訪れていませんが、古都人様のお蔭で毎日のように京都を訪れさせていただいてます。ありがとうございます。

古都人さん  こんばんは
京都御所の一般公開は数年前ですが
春に一度だけ出かけた事があります。
特別展示品、皆さんのお目当てかもしれませんね。
京都御所、その展示品は歴史を綴る
素晴らしい作品で、その世界は計り知れませんが
展示を見て、その優雅さ煌びやかに
触れられたらと思います。
衝立も素晴らしいですが、屏風「源氏の図」を
興味深く拝見しました。
屏風の数え方も知りませんでした。
花器の素晴らしさに、じっと見入ってしまいました。
精巧で素晴らしい彫刻ですね。
添えられた丁寧なご説明は素晴らしく、
展示品を学び楽しませて頂きました。

慕辺未行さんへ
お早うございます
そうでしょうね ここは宮内庁の管理下にありますから
多分国宝級や重文級の芸術品が多くあるのでしょう
ほぼ毎回違ったものを公開されています
建物は変わりませんのでそれらを拝見するのを
楽しみにしています
どうぞ京都を拙い記事ですがお楽しみくださいませ

すみれさんへ
お早うございます
丁寧にご覧頂いてのコメント申し訳なく有り難く拝見しました
そうですね 毎回多くの観光バスがずらりと並んで
いるのを見掛けます 観光バスで来られたと思われる
皆さんを沢山見ます
集合時間に追われて拝観されている様子が伺えます
多分貴重な芸術品を多く保管されているものと思います
今回の様に芸術品の展示も楽しみですが
時々歴史的な出来事を等身大の人形で展示されているのを
拝見するのも興味深く拝見することもあります

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