2015年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

お勧めブログ

無料ブログはココログ

« 京都天神さん、雨の日の紅葉 | トップページ | 久し振りの当尾の里 その2 石仏の道の巻 »

2012年11月17日 (土)

久し振りの当尾の里 その1 岩船寺の巻

 10月末日は、数十年振りに「当尾の里」(とおのおのさと)を訪ねました。
「当尾の里」は、京都府の南部・木津川市加茂町にあり、"
石仏の里"で、
「岩船寺」や「浄瑠璃寺」などがあるところです。
奈良県との境界に近く、京都府とは思わずに奈良県と錯覚しそうな場所にあります。
ですから行き方も、近鉄奈良駅からバスに乗って行くのです。
 まず「岩船寺」を訪ねました。

Img_6325a

「岩船寺前」のバス停からほんの少し歩けば、もうそこは「岩船寺」の山門です。
山門をくぐって右手に受付があります。
拝観料を払って前に進むと、目に飛び込んでくるのは、この光景です。

Img_6327a

木立に囲まれた三重塔(重文)です。
数十年前に訪れた時は、三重塔は色彩は無く、くすんだままの姿でした。
創建は承和年間(834~848)とのことで、現在の塔は、
嘉吉2年(1442)に再建されたものです。
江戸時代にも修理が行われ維持されて来ました。
そして平成15年にも修理が行われ、現在の姿になった様です。

Img_6340a

山門を入った右手にあります本堂です。
「本堂」では、ご住職の丁寧なご説明を聴く事が出来ました。
この「本堂」は、昭和63年に再建されたものです。
お堂の中には、「阿弥陀如来座像」(平安時代・重文)を真ん中に、
「四天王立像」(鎌倉時代・府指定文化財)が囲んでいます。
また堂内には多くの仏像が安置されています。

「三重塔」に近寄って見ましょう。

Img_6332a

塔は、三間三重塔婆の本瓦葺です。優美な姿に暫し見惚れていました。

堂内の壁画も、修復され拝観出来ました。
(何時でも拝観可能ではないとの事)

Img_6335a

正面から見たところです。奥は「十六羅漢図」です。

Img_6336a

背面に回って見ました。こちらは「五大明王像」です。迫力があります。

Img_6342a

境内に立つ「十三重石塔」です。鎌倉時代のもので重文です。

ここ「岩船寺」は、「関西花の寺」第15番でもあり、四季折々に多くの花が見られます。

Img_6348a

珍しく?白い実の「シロシキブ」が見られました。

 最後に「岩船寺」について、少しご紹介します。
創立は、天平元年(729)で、聖武天皇が僧行基に命じて、阿弥陀堂を建立したのに始まります。
 その後、弘法大師・姉の子智泉大徳・嵯峨天皇などの尽力で、
堂塔伽藍が整備され、広大な寺域となりました。
 承久の乱(1221)には大半が焼失し、再建後も度々兵火に遭っています。
 江戸時代には徳川家康・秀忠らの寄進で、修復されました。
 
現在は、真言律宗西大寺の末寺となっています。

« 京都天神さん、雨の日の紅葉 | トップページ | 久し振りの当尾の里 その2 石仏の道の巻 »

地域 歴史」カテゴリの記事

コメント

古都人さん
 おはようございます
歴史の有る、岩船寺はとてもとても懐かしいお寺です
訪れたのはもう忘れる程前ですが、何故か素朴な三重塔に惹かれました
それ以来訪れていませんが
塔は綺麗にお化粧?されて蘇えったようですね
こんなに美しい姿だったのか
これも再発見のような・・・
重文だったのですね
当時はそんな事には興味も無く唯、塔を眺めていました
そう言えは本堂に上がったのか?
それも全く覚えが有りません。
多分、拝見していなかったのでしょうね
記事を拝見しながら勿体ない事をしたと反省しています
堂内の壁画、極彩色で見事ですね
 十三重石塔も覚えいますがこれも重文だったのですか?

中々行く機会の無い岩船寺、
もっと丁寧に見ればよかった・・・

古都人さん
 おはようございます
ご紹介の岩船寺はもとより
京都府の南部木津川市加茂町に行ったことは無いと思います。
石仏の里?
浄瑠璃寺は聞いたことが有りますか
近鉄奈良駅からバスに乗って・・
やはり奈良県と思ってしまいますね
お写真を拝見していると
ひっそりした山里に有るお寺の印象を受けます
人影も無く静寂そのものの岩船寺。
好いですね
三重塔や本堂の中の重文阿弥陀如来像など、
十三重石仏が重文指定とか
幾たびかの兵火に遭いながらも今もその姿を留めていることに
感動します。

三重塔の美しい姿、堂内の壁画も綺麗、素晴らしい
古都人さんは今回も好い時に行かれましたね
例え、訪れたとしても堂内の壁画は拝観出来ないかも知れません
貴重なお写真をありがとうございます。

岩船寺は
加茂駅というところからバスで行く予定が
あまりにもバスの本数が少なく
泣く泣く引き返した思い出のお寺です。

こうやって拝見すると
やっぱり行きたい!という気になります。
三重塔の優雅な曲線に見とれます。

貴重な壁画を拝観することが出来たんですね。
五大明王の迫力!
すごいです。

taekoさんへ
こんにちわ
よく雨が降っています 今日は一日降るようですね
そして一日一日と秋が深まって行くのでしょう
私は以前近鉄の歩こう会に良く参加していまして
この辺りも何度か歩いています 但しもう昔の話ですが・・・
感覚的には奈良県の感じです
やや辺鄙なところですから行くのも大変です
しかし人気のエリアではあります

雅美さんへ
こんにちわ
当尾の里は行政上は京都府下ですが
奈良県に近いため交通の便も奈良発の
方がやや便利です
それでもバスは1時間に1本あるかどうかと
言う状態です(奈良市から)
交通では不便ですがハイキングコースとしては
人気のエリアです
三重塔の変身にはいささか驚きました

こんばんは ;:゙;`(゚∀゚)`;:゙
思わず「わぁ~!」と心の中で叫んでしまいました。
『幽玄の世界』とでも申しましょうか、とにかく『絵』になる光景です。
木立に囲まれた三重塔、そして本堂・・・「十六羅漢図」に「五大明王像」。
もう、言葉では表現できないほど素晴らしいものですね。
拝見させていただき、本当にありがたく思います。

慕辺未行さんへ
お早うございます
お気に入って頂いた様で嬉しいです
そうですね ここは俗界から隔離された
世界と言えそうですね
心が落ち着く場所です

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1153718/47801422

この記事へのトラックバック一覧です: 久し振りの当尾の里 その1 岩船寺の巻:

« 京都天神さん、雨の日の紅葉 | トップページ | 久し振りの当尾の里 その2 石仏の道の巻 »