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2012年6月 9日 (土)

NHK大河ドラマ「平清盛」に登場した現場に立つ (白河・鳥羽ー1)

 NHK大河ドラマ「平清盛」の視聴率が、極めて低いと聞いて胸を痛めている大河ドラマ・ファンの一人ですが、何故なんでしょうね。
 主な舞台が京都で、住んでいる私としては、余計に心配しています。
よく言われていることですが、大河が即歴史ではない、あくまでドラマだと言う事です。
歴史的事実を大きく逸脱は出来ないでしょうが、ドラマの面白さは出せると私は思っています。

 さて、ドラマの主な舞台である京都の中で、ドラマに登場したその現場を実際に訪ねて歩くことを始めました。

 伊東四郎さん扮する「白河上皇(のちに法皇)」が、「院政」と言う今までに無い政治形態を始められた場所「白河院」や「法勝寺」跡、そして「鳥羽離宮」跡などを訪ねました。

 11世紀末から12世紀にかけて、白河上皇は平安京の中心を離れて、
鴨川を越えた東の地域に「白河院」を造営されました。
さらに周辺に壮大な「法勝寺」(ほっしょうじ)を造営、高さ81mもの八角九重の塔が建立されています。

Img_3583a

ここ「白河院」跡は、私立学校関連の宿舎になっています。
勿論、この門は当時のものではありませんが、中の庭園は当時の様子を留めているそうです。

Img_3581a

上の門の傍に建つ石碑です。
 「法勝寺」は、この建物の前の道路の向い側(南側)にある「京都市動物園」の中にも広がっていて、八角九重の塔は園内にあることが、発掘調査により判明しました。

 「法勝寺」造営の後、この一帯に「勝」の字が付く寺院が6か寺、つぎつぎに建てられました。
総称して「六勝寺」と言われています。

 その後、白河上皇は京から朱雀大路を真っ直ぐ南へ、「鳥羽作り道」を使って、
鴨川と桂川の合流点付近に「鳥羽離宮」を造営しました。
 鳥羽上皇(後に法皇・三上博史さんが熱演されていましたね)も、
ここに宮殿を次々に造られました。
 白河院・法勝寺から鳥羽離宮までどれ位の距離があるのだろうかと思い、
地図でその距離を測って見ました。
直線距離で、なんと8Km強(約2里)もありました。
白河上皇は、毎日往復はされてはいないでしょうが、勿論徒歩ではなく、輿に乗ってだと思いますが、もし往復されると4里以上を移動されることになります。
昔の人は天皇と言えども頑丈だったのですね。
驚きです。

Img_3523a

「鳥羽離宮」跡の一部です。
向こう(北方向)に見える森は、離宮内の庭園の築山「秋ノ山」と言われています。
当時は多分こんなに樹木は茂っていなかったと思います。
「秋ノ山」の上には、明治に建てられた大きな記念碑があります。

Img_3522a

「秋ノ山」側から、南の方向を見ています。
「離宮」跡の広大さが、お判りいただけますでしょうか?
南側には道路を隔てて、ほぼこれ位の面積の「離宮」跡が続いているのです。現在、この「離宮」跡は「鳥羽離宮跡公園」になっています。

Img_3530a

このイラストは、「鳥羽離宮・南殿」の想像図を、
考古学者の故・杉山信三さんが描かれたものです。
「離宮」跡の説明板に描かれていました。

 次回は、この付近にある3人の天皇のお墓(御陵)を、ご紹介します。

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地域 歴史」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
 私も大河ドラマファンで
勿論「平清盛」も毎回ドキドキしながら見ています。
視聴率が低迷していますがどうしてなのか?不思議に思っています。
 
古都人さんが実際に現場へ行かれてその場に立たれての思い
役者さんの顔を思い出しながら、ドラマを思い出しながら
その気?になりながらじっくり拝見しました。
古都人さんの思いが随所に感じられてファンの一人として嬉しいです。
又、ドラマでは登場していない場所や事柄など面白く拝見しました。

 視聴率は低いかも知れませんが、これからも
このシリーズ愉しみに拝見させて戴きます。

こんにちは
大河ドラマのファンで、平清盛のファンです
何故か源氏より平家が好きです。
 勿論、毎回「平清盛」は胸を熱くして心配もしながら見ています。
今まで興味の無かった、白河上皇や鳥羽上皇などの
そして、その中で様々な苦労を重ねる平清盛等の
武士の姿に時代は違っても現在をみるようなそんな思いです。
 ですから?古都人さんが今回
登場した現場に実際に行かれて写された写真と
古都人さんの生の言葉で綴られている記事に現実味を感じます。
説明もとても解りやすくて今まで以上に「平清盛」に興味を持つことが出来て、
嬉しいです
そして、歴史と地理を学ばせて戴きました。


 

こんばんは

大河ドラマは今は時間的に見ることが出来ないので
なぜ視聴率が低迷しているのかは分かりません。
良い役者さんが揃っているようなので
かなり深みのあるドラマになっていると思うのですが。

ドラマの舞台を実際に歩くのは
なんともロマンティックです。
そういうのってとても好きです。

とにかく京都の寺院は広い!
スケールの大きさにいつも圧倒されます。

こんばんは ヽ(´▽`)/
す・すみません・・・(^_^;;
NHKの大河ドラマは今まで何一つ、一度たりとも見たことがありません (。_。)ゴメン
NHKに限らず、ドラマそのものをほとんど見ないのです。
見る時間がほとんどないという理由もありますが・・・。
大河ドラマの舞台となった場所を訪れるというのも、ドラマを見る上でより歴史を理解し関心を深めることができるのでしょうね。
かつて北海道を訪れた際、『北の国から』の舞台となった富良野を訪れたことはあります。

古都人さん
こんばんは。
いつもありがとうございます。
大河は最初2回位見ただけですが、大河ドラマは
歴史を再確認できますし、京都が舞台となれば
あちこちに縁の神社や屋敷あとなどもあり
興味が湧きますね。
古都人さんは次々と興味あることを行動に移されて
素晴らしいですわぁ。
次も楽しみにしています。

taekoさんへ
こんばんわ
そうですか 清盛贔屓ですか 私はどちらでもないのですが
大河ドラマファンです 今まで欠かさず見ています
歴史とドラマの違いは当然承知の上で楽しんで見ています
低視聴率が不思議です

雅美さんへ
こんばんわ
そうですね 清盛が低視聴率が判りません
皆さんいろいろと理由があるのでしょうね
歴史とドラマとは違うのを承知で楽しめば
良いのではと思っています
京都の場合歴史が重なっていますので
どうしても歴史上の舞台にならざるを得ませんね

慕辺未行さんへ
こんばんわ
そうですね 慕辺未行さんはお忙し過ぎますものね
好き嫌いもありますしね
私も「北の国から」は欠かさず見ていました
感動のドラマでしたね
昔北海道に行った時にも 富良野には感情を込めて
観光していました
再びあの様なドラマを期待しますね

ムームーさんへ
こんばんわ
大河ドラマから歴史を学ぼうとするのは考えものです
ドラマはドラマだと思います 私はそう割り切っています
歴史を大きく曲げてはいないでしょうが・・・
私はそう思って楽しんでいます

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