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2012年4月 3日 (火)

京都・沢井醤油店を訪ねる

 昨日は豆腐の老舗「とようけ屋山本」を紹介しましたが、今日は同じく老舗の醤油屋さんです。
 京都市内の南北の道・新町通は、隣の室町通と同じく、平安中期から商業の中心地だったところでした。
今も繊維関係の会社が集中していますが、祇園祭の山鉾町でもあります。
この新町通を歩くことが大好きな私は、商業の中心地を外れたところにある京情緒を求めても、よく歩きます。

 そんな中で見付けたのが、ご紹介する「沢井醤油本店」です。
京都御苑の西の地域です。
 私が知る範囲で、市内にある醤油店は、ここ沢井さんと鷹ケ峯の松野さんだけです。

Img_1087a
お店の正面です。建物は2003年に改修されたそうですが、
京都市の「歴史的意匠建造物」に指定された町家です。
手前の道が、中長者町通で、右手に新町通が通っています。

Img_1085a
その新町通に面して、醤油蔵が並んでいます。
市内の中心部では、こんな景観は中々見られません。
良く似たところでは、「佐々木酒造」さんくらいでしょうか。

Img_1086a
開いているところから、中を覗かせて頂きました。
蔵の前には、いろんな物が目に入りました。
袢纏も蔵の扉にぶら下がっています。

Img_1092a
表側の入り口に近付いてみました。「まるさわ」というのがトレードマークのようです。

 中にお人がおられたので、お断りして入らせて頂きました。
Img_1089a
この樽にも仕込みがされているとのことで、醤油の美味しそうな香りが・・・

Img_1090a
樽が並んでいる反対側には、商店としての姿が見られました。

お店の方の説明によりますと、創業は100年余になるそうです。
明治12年2月に、島原口で創業し、明治16年に現在地に移られたとのこと。
製法は口伝により、伝統の味を守って来られました。
 建物を本格的に改修されたい意向のようですが、建物に住み着いている「麹菌」が失われてしまう心配があって、中々思い切りが付かないそうです。
このことは先日、和歌山県湯浅醤油を見学した時も、責任者の方が言っておられました。
再び「麹菌」が住み着くまで、2年は掛かったとのことでした。
ついでに、お醤油の濃い・薄いは小麦と大豆の混合比率の違いによるものだそうです。

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京町家・お店」カテゴリの記事

コメント

こんばんは
沢井醤油さんの場所は知っています。
初めてお店を見た時カルチャーショックを受けました。
この辺りは今でも古い京都が息づいている場所ですね
確かに松野醤油に似た雰囲気ですが
醤油蔵が残っているのは京都では珍しいですね。
佐々木酒造の酒蔵を思い起こします。
松野醤油向はすっかり有名になりましたが
立地条件も違いますが、
こちらはヒッソリお商売を続けておられるような、思いを抱きました。
 お店の方のお話「建物に住み着いている麹菌が失われる心配がある・・」
にお醤油に対する思いが感じられて感動しています。
 製法は口伝により伝統の味を守って・・
も流石に老舗と言われるお店だけの事は有りますね。
こちらのお醤油を是非買い求めたいです。
 ご紹介ありがとうございます。

こんばんは
 鷹峯の松野醤油は知っています。
何時も大勢の方が来られていて繁盛していますし
宣伝も行き届いているように思います。
こちらのお店は全く知りませんでしたが
写真と記事を拝見して、伝統を守って着実にお醤油づくりをされている
姿に感動します。 
 京都には老舗と呼ばれるお店が数多くなりますが
マスコミを利用したりの所も増えています。
量産によりお味が変わっているお店も。
そんな中で沢井醤油は素晴らしいですね
是非、お訪ねして買わせて戴きたいものです。
 古都人さんのブログをご覧になって
ここの存在を知って・・・の方が増える事を願っています。
 
和歌山県へ行かれたのですね?
湯浅醤油も是非ご紹介して下さいね。

こんばんは (◎´∀`)ノ
このような老舗のお醤油も、とても美味しいでしょうね。
最近は、趣向を凝らした色んなお醤油がありますよね。例えば『卵かけご飯用の醤油』や『アイスクリームにかける醤油』など、聞いたことがあります。
今、再掲載しています初めての海外旅日記、実はカトマンドゥで自炊したことがあるのですが、その時、日本の醤油や味の素の偉大さ(?)を身にしみて感じました。

ももえさんへ
お早うございます
京都市内でこの様なお店は少なくなっていることでしょうね
市中となれば尚更でしょう
沢井醤油 松野醤油 佐々木酒造 お酢屋など位でしょうか
特に町家の風情を留めているとなると本当に希少価値となりますね
江戸時代はもっと色々な食料製造業はあった筈ですね
これからこれらの残っているお店探しをして見たいです

taekoさんへ
お早うございます
そうですか 松野醤油さんをご存知なのですね
あちらさんも雰囲気が素敵なお店ですね
何時も何人かの方がお出でになっています
松野さんは市バスの広告も遣っておられますね
沢井さんはその点地味な感じです
お醤油の製造には独特の酵母菌が必要で
建物に永く住み着いているようです
湯浅醤油も何れご紹介したいと思っております

慕辺未行さんへ
お早うございます
そうですね お醤油も用途に応じたものがあると聞いたことが
あります ソースもそうだと聞きました
味の好みの多様化の結果でしょうね
海外でも日本の醤油がよく使われているとも聞きました
使い方は日本よりもユニークなのでしょうね
海外旅行に醤油や味の素を持って行かれたのですか
梅干などもよく聞く話ですね

古都人さん
いつもありがとうございます。
素晴らしい家ですねぇ、こういう建物は今では貴重
ですわ、みるものをほっとさせてくれますね。
お醤油のいい香りがしてくるようですわ。
美味しいお醤油はいつもはいただけませんが
食べ物を引き立ててくれますね。
今日はコンサートに行かせて貰います~♪

ムームーさんへ
こんばんわ
段々と減って行く町家のなかで この様なお商売をされている
ことは稀有とも言えますね
建物を存続させつつお醤油造りをされているわけですから
大変でしょうね
お店の中に入らせて頂いた時 良いお醤油の香りがしました
きよし君のコンサート お楽しみでしたね

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