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2012年3月10日 (土)

”京の郷土芸能まつり” (その2)

 「京の郷土芸能まつり」(その1)の続きです。

(4)祇園祭「岩戸山祇園囃子」(重要無形民俗文化財)
  確か毎年何処かの鉾町の祇園囃子が見られたと思っていますが、
  今年は「岩戸山」の祇園囃子です。
  祇園祭の山鉾32基の中で、囃子があるのは12基だけです。
  「岩戸山」は、神話の「天岩戸」を飾った山です。

Img_1399a
囃子の演奏は、真ん中に太鼓、右に笛、左の役員さんの後ろで鉦が演奏されています。
太鼓の真ん中の方は、囃子のリーダーのようです。
右で赤い扇をもった2人は、山鉾巡行の時の音頭取りです。
この2人の合図で山鉾が動きます。
囃子の曲は40数曲あるそうですが、その内の10曲が実際の巡行に囃されます。
四条通での「渡り囃し」、辻回し後の「のぼり囃」(これがコンチキチン)、
烏丸御池からは「もどり囃し」と変わるそうです。

(5)「千本六斎念仏」(重要無形民俗文化財)
  六斎念仏も、この催しには欠かせない演目ですね。
  内容がバラエティに富んでいて、見応えがあります。
  「千本六斎念仏」は、「千本ゑんま堂」で行われているものです。
  平安時代、空也上人が始めた踊躍念仏が起源とされています。

Img_1404a
全部で6曲演じられましたが、その内の1つ「太鼓踊り堀川猿回し」です。
女の子や男の子、大人まで幅広い世代の人達の陽気な踊りです。
猿が太鼓を担いだ形で踊っています。

Img_1407a
これは「引き抜き手踊りさらし」と言う演目で、曲に合わせて2人の若い女性が両手に持った長いさらしを振り回す芸です。
なんでも歌舞伎踊りを取り入れた踊りだそうです。

 いよいよお待ちかねの獅子の登場です。
Img_1415a  

その中での圧巻はこれです。
前と後ろの2人が演ずる獅子が、碁盤の上で曲芸(後ろの人が逆立ちをする)を見せてくれました。
周りで演奏している人達も、固唾を呑んでの演奏です。
会場からは拍手喝采が送られました。

 そして「獅子と蜘蛛の精」との葛藤です。
Img_1429a  

蜘蛛の精が吐き出す糸に、悩まされる獅子。これも見せ場の1つです。
蜘蛛の精がどんどんと糸を吐き出し、獅子を襲います。
やがて、蜘蛛の精は退散し、獅子は難を逃れました。

Img_1441a    

最後は全員揃ってのご挨拶です。
毎年、お盆の行事として「千本ゑんま堂」で、8月14日夜に境内の舞台で奉納されます。
ここの六斎念仏は、ご覧の様に芸能色の強いものと言われています。

 次回最後の演目は、被災地宮城県から「高倉蘖(ひこばえ)太鼓」です。      

   

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伝統行事」カテゴリの記事

コメント

古都人さん
 おはようございます(^・^)
恥ずかしいですが、祇園囃子の曲は40数曲あると
聞いて吃驚しました
そして実際には10曲も囃されているとは
同じコンコンチキチンと思っていました。

千本六斎念仏は何度見ても愉しいですね。
私の近くの千本閻魔堂でも見たことが有りますが
やはり京都会館で観たのは最高です。
会場が盛り上がりましたね
私もハラハラしたり手を叩いたり忙しく?
愉しみました
皆さん熟練されていて堂々と素晴らしくて
感心しました
実際は慎重にされていたのですね。
張りつめた様子と
息遣いがひしひしと感じられるように思いました。
そして私も緊張していました。
 このような郷土芸能はこれからも何十年、何百年と
守り続けて欲しいとしみじみ思いました。

おはようございます
 私も祇園祭のお囃子の事は全く知らなくて
お囃子の数には本当に驚きでした。
「岩戸山」は神話の天岩戸を飾った山
これは今、初めて知りました。
 
千本六斎念仏は見応えが有りましたね
それまではどちらか言うと”静”の動きでしたが
これは”動”そのものでした。
 子供たちを含めた皆さんの一糸乱れぬ芸には感心させられました。
会場の皆も周りで演奏している人たちも、文字通り固唾を呑んで・・・でした
そして何度かの拍手と歓声
私も惜しみない拍手を送りました。

古都人さん
いつもありがとうございます。
郷土芸能まつりっていろいろとありますね。
こうして教えていただかないと知らずに
いましたわ。
碁盤の上で曲芸など素晴らしいのですね。
熟練されてて息もぴったりと見てても素晴らしい
ですねぇ。

こんにちは
 京都に生まれ育ちましたが知らない事の多さに
改めて驚いています。
 祇園囃子の事も全く知らなかったと言えます。
古都人さんのブログでは何時も学ばせて戴いていますが、
今回は今まで以上に恥ずかしいと思いました。
 「千本六斎念仏」は見た事は有りませんが
本当に内容もバラエティで愉しそうですね
そして歴史も古いのですね
 京都の郷土芸能は長年にわたり継承されてきたのですね。
子から孫へそして・・・・
これからも永遠に受け継がれて欲しいと思います。
 最後の演目も楽しみに拝見します。

コスモスさんへ
こんばんわ
私も祇園囃子の違いは良く判りません
多少テンポの違い位ですね
各山鉾毎にお囃子があるはずですから
相当な数の曲目があることになりますね
それらを聞き分けるのは至難の業と言えます
六斎念仏踊りの中で一番はらはらするのは
この将棋盤乗りですね
遣っている周りの人達の緊張も相当なものでしょう
このまつりに出ていた人はかなり熟練されている
ように思いました

平田さんへ
こんばんわ
実は私も祇園囃子の曲数の多さに驚いております
実際には曲のテンポの違い位しか判らないのですが
のんびりとしたコンチキチンとややアップテンポの
コンサキチンと言う程度です
太鼓の音が演奏をリードしている様に思いました
そうですね 獅子の将棋盤乗りが一番緊張しますね
周りの方達もじっと見守っておられます
もし何かあれば直ぐに飛んで行く姿勢です

ムームーさんへ
こんばんわ
京の郷土芸能まつりは一見の価値がありますよ
1人2千円は安いと思います
但し来年以降はどうなるか判りません
京都会館がどうなるか決まっていませんので
毎年2月に催されています
六斎念仏踊りは楽しい中に緊張感ある演目ですね

taekoさんへ
こんばんわ
六斎念仏踊りは京都市内各所で8月のお盆から月末に掛けて
行われていますね
今回出演の千本の他小山・嵯峨野・吉祥院・久世・桂・梅津
西院・中堂寺などがあります 芸能系が面白いですね
ただ後継者不足に困っておられる様です
小学生の子供が入ったりすると大変喜んでおられます

こんばんは (◎´∀`)ノ
お写真を拝見しているだけで、どこからともなく♪ピ~ヒャラ♪と、祭囃子が聞こえてきそうです。
何だかここは、すでに春が来ているような、そんな楽しさと陽気さに溢れていそうですね。
実際のお祭りと比べると、臨場感に欠けるかもしれませんが、まとめて見られるメリットがありますネ。

慕辺未行さんへ
こんばんわ
遅くからお邪魔します
何時も有難うございます
そうですね このイベントはそれなりに効果は
十分あります
出来るだけ見て行きたいと思っております

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