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2012年3月 9日 (金)

”京の郷土芸能まつり”(その1)

 「京の郷土芸能まつり」都の賑いー祭り・まつりを観に行きました(2月26日)。
 第42回の開催で、今の京都会館での最後の開催となります。
今年のテーマは「鎮魂と念仏」でした。
全部で6つの演目ですが、最後の演目「宮城県大崎市・高倉 蘖(ひこばえ)太鼓」が、特に感動しました。
 記事は、東日本大震災発生1年目の日 3月11日にupさせて頂きます。
それ以外の5つの演目について、順次ご紹介します。
 全体の構成が、静から徐々に動へと、最後はダイナミックな太鼓で締めるという形でした。

(1)上高野念仏供養踊(京都市登録無形文化財)
  亡くなられた人の御霊を供養するための踊りです。
  お盆の時期に、様々な踊りが行われていたようです。

Img_1384a
供養台の前で、まず住職さんの回向があってから、太鼓と鐘の音に合わせて、
女性達が輪になって踊られます。
 団扇を手に、念仏を唱えつつ、ゆったりとした踊りです。
単純な動きの繰り返しは、芸能の古さを感じさせます。
丁度真ん中の方がやっておられるように、団扇を上げて、
顔を隠す様な仕草の意味が判りませんでした。

(2)吉田神社節分祭「追儺式」
  平安時代に宮中で行われていた年越しの儀式です。
  吉田神社では、毎年節分の前夜に行なわれます。

Img_1386a
この儀式の登場人物が出揃った場面ですが、神職の方や四つ目の金の目方相氏、
それに鬼が青・赤・黄の3匹などです。

Img_1389a
方相氏も3匹の鬼も、「うぉーうぉー」と繰り返しつつ、鬼は方相氏に手向かいながら、
方相氏は鬼を追い詰めて行きます。
赤鬼は世の中の諸々の怒りを、青鬼は悲しみを、黄鬼は苦しみを表わしているそうです。

Img_1392a
まだ戦いは続いています。中々しぶとい鬼達です。

Img_1394a
方相氏は、矛と盾とを打ち付けながら、鬼を追い詰めますと、やがて鬼は退散します。
なお、先日ご紹介しました「平安神宮・追儺式」には、鬼は出て来ませんでしたが、
実はここも当初は鬼はいなかったそうです。

(3)川上やすらい花(重要無形民俗文化財)
  古く平安時代に起源をもつといわれれ、桜の花が咲く頃、都に蔓延する
  疫病を鎮めるためのものです。花が主役で、花の精の力によって、疫病
  神を封じ込めための花鎮めの祭です。

Img_1395a
赤熊(しゃぐま)を被った4人の若者が、太鼓や鉦を叩きながら、
飛び交い囃子ながら、踊ります。
そうしながら町内を回って歩くそうです。
右手に見える大きな傘の下に入れば、疫病にかからないといわれています。
この「やすらい花」は、京都市の北部に4つ程あり、毎年4~5月に各所で行なわれ、
最後は今宮神社でも踊られます。

 このシリーズは、続きます。            
 

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伝統行事」カテゴリの記事

コメント

古都人さん
 おはようございます(^・^)
ご紹介の郷土芸能まつり、私も観ました。
よかったですね!(^^)!
感動しました。
全体にゆったりとした時間の流れが感じられて
今もこのような郷土芸能が生きつづけている事に
地元の方達の郷土を愛するそんな心が伝わってきました
特に「上高野念仏供養踊」や
「川上やすらい花」は素朴で心の豊かさを感じました。
 吉田神社節分祭の「追儺式」は
吉田さんでは見たことは有りませんが、愉しく拝見しました。

私は写真を撮ると、どうしてもその事に集中して
舞台を観る事が出来なくて
今年はカメラは持たないで行きました。

古都人さんは写真を撮りながらも、舞台を愉しまれたようですね。

古都人さん
いつもありがとうございます。
郷土芸能祭りいいですねぇ~
お祭りの意味がはっきりとしててみるものに
感動を与えてくれますね。
今宮やすらい祭りは見かけたことが
ありますが、こうして地方で受け継がれてることに
感激しますね。

素晴らしいものをご覧になられましたね。
興味を抱かせてくださってありがとうございます。

こんにちは
 ”京の郷土芸能まつり”は今年初めて観ました。
どの演目にも心惹かれました。
地元の皆さんの郷土を愛される気持ちが
伝わって感動しました
 
改めて懐かしく拝見しています。
京都に生まれたのですが
このような芸能が今でも脈々と受け継がれていることを
誇りに思います。
 つづきも楽しみに拝見させて戴きます

こんにちは
 恥ずかしいですが、42回目にもなる
「京の郷土芸能まつり」は全く知りませんでした。
京都会館が建て替え?されることは新聞で知っていましたが・・

お写真を拝見していますが、ゆっくりした時の流れを感じます。
今の時代では考えられない光景ですが
こうして地元の方たちによって継承されていることに感動します。
 吉田神社の節分祭の追儺式は昔に見たことが有りますが
動きも活発で面白いものでした。
お写真と記事を拝見しながら改めて、意味と素晴らしさを実感しています。
 川上やすらい花は華やかですが
疫病を鎮めるためのもので花が主役は珍しいですね?
 この続きも愉しみに拝見しますが
来年はどちらで行われのが解りませんが
是非と思っています。

コスモスさんへ
こんばんわ
この催しは値打ちがありますね
さすが京都ならではのイベントだと思いました
伝統が受け継がれ今日も生き続けていることに
関係者の皆さんの並々ならぬご尽力に頭が下りますね
これからもこの催しは続けて欲しいですね

ムームーさんへ
こんばんわ
そうですね 京都ならではの催しだと思います
実際の行事の時は見物人が多くてゆっくり見られませんが
こんな形だと心静かに観る事が出来て嬉しいです
この行事を見始めてから10年近く(毎年ではないですが)
なります
一度ご覧になることをお勧めします

平田さんへ
こんばんわ
そうですね この催しは京都に住むものにとっても
意義あるものと思います
私はこの催しを見始めてから10年近く(毎年でしないですが)
になります 見掛けると毎年見たくなります
それ程魅力あるイベントだと思っております

taekoさんへ
こんばんわ
私はこの催しを見始めてから10年近く(毎年ではありませんが)
になりますが毎年演目が変わりますので楽しみでもあります
各団体とも技の継承には苦労されていることでしょうね
京都会館での開催は今年が最後だと司会の方が仰っていました
来年からは何処で開催されるかは未定とのことでした
是非共続けて欲しいですね

こんばんは (◎´∀`)ノ
このように一カ所でたくさんのお祭りを見られるのは、とても嬉しい企画ですね。
つい「見そびれてしまった」お祭りも、ここで見ることができる、のですね。
赤鬼、青鬼は聞いたことがありますが、黄鬼がいるとは・・・(゚o゚)ナニッ?!
それぞれの鬼たちが背負っている世の中のもの、それを聞きますと退散していく鬼に『感謝』したくなります。きっと”身代わり”になってくれているのでしょう。
このような郷土に伝わる伝統芸能、未来永劫に残していきたいですね。
続きも楽しみです。

慕辺未行さんへ
こんばんわ
ここで見ることが出来るのは実際の場所ではないので
祭の臨場感には欠けますが落ち着いてゆっくりと鑑賞
できるのが良いですね
実際の現場ですと撮影の場所取りなどに神経を使います
ここでは間近に見られる点も良いですね
ただ来年以降は今までの京都会館が建替えか大幅な改修
をすると聞いていますので先行きやや心配なのです
節分の鬼の色は色々ある様です 盧山寺では赤・黒・青だった
様に記憶しています こちらも色ごとに何か意味が付けられて
います
そうですね これらの伝統的芸能はしっかりと継承して行ってほしいものです

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