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2012年1月 5日 (木)

今年の干支「辰」・「龍」アラカルト (お寺と龍)

 年の初めに当たって、今年の干支「辰」・「龍」に因んで、いろいろと探して見ました。
干支の中で唯一架空の動物が、何故入っているのか?
その理由も探してみました。
 後日触れさせて頂きます。

 先ず始めは、お寺(特に禅宗)と龍との関係です。
禅宗の法堂(はっとう)の天井には、必ず龍が描かれています。
 古来より龍は、「仏法を守護する」空想上の瑞獣であるとされ、法堂の空間を守る大切な役目を果たしているのです。

 代表的なものとしては、相国寺・東福寺・天龍寺・大徳寺・建仁寺・南禅寺・妙心寺などです。
 
ここでは、その中から2つをご紹介します。
実物は撮影出来ませんので、図版から撮らせて頂きました。

 始めは「相国寺」の「蟠龍図(ばんりゅうず)」で、
狩野光信筆によるものです。
光信は、有名な狩野永徳の長男です。慶長10年(1605)の作です。
↑でも説明していますが、法堂の天井に描かれています。
Img_0104a
上が頭です。直径は約9mあります。
この図の下で手を叩くと、天井に反響してカラカラと言う音が返って来るので、
一名「鳴き龍」とも呼ばれています。
 私も以前一度遣って見ましたが、確かに反響は有りましたが、
余り良く判りませんでした。

 もう一つは「大徳寺」の「雲龍図」で、狩野探幽筆によるものです。
寛永13年(1636)、探幽35才の時の作品です。
これも同じく法堂の天井に描かれています。
Img_0107a
龍がほぼ全身を表わしており、極めてダイナミックに捉えられています。
眼球が鋭く虚空を睨んでいます。

 なお、大徳寺の三門の天井にも、長谷川等伯筆による「龍」の絵があります。

 さて、「龍」の字が付くお寺は多い様に思って調べて見ましたら、
以外に少ないのです。京都検定の公式テキストで調べて見ました。

 大きなお寺では、天龍寺と龍安寺(りょうあんじ)の2つだけでした。
 塔頭では、幾つかありました。
   雲龍院(泉湧寺の別院) 龍光院と龍源院(何れも大徳寺の塔頭)
   龍吟庵(東福寺の塔頭)

 お寺と「龍」のお話は続きます。

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地域 歴史」カテゴリの記事

コメント

古都人さん
 こんばんは(*^。^*)
流石に拘りの古都人さんですね。
お寺と龍との関係、記事を拝見して学ばせて戴きました。
 「相国寺」の「蟠龍図」は私も天井に向かって
手を叩きましたが
反響は有りましたが、カラカラでは無かったと思います。
多くの方が叩いておられたのが印象的でした。
でも、その時は訳も解らず皆が手を叩いておられるから
並んで・・でした。

大徳寺の雲龍図」は見たことは有りませんが
ダイナミックで鋭い眼球はお写真でもよく解りますね
 
龍の付くお寺を調べられたのですね
しかも京都検定の公式テキストで
何時ものことながら、何事にも取り組まれる姿勢に
つくづく感服しています
 
 お寺と龍との関係?これからも愉しみに拝見します

こんばんは (^o^)/
最初の相国寺の「この図の下で手を叩くと、天井に反響してカラカラと言う音が返って来る」のは、
ずいぶん前、TVで見たことがあるような記憶があります。
どちらの龍も、今から400年ほど昔に描かれたものとは思えないほど素晴らしく、保存状態も良いですね。
私も十二支の中で龍だけが架空の生き物であることに、「何故?」と不思議に感じていたものです。
その理由、楽しみにしています。

おはようございます
 私はブログを試してみたことも無くて
専ら拝見するだけです。
今までにも他の方のブログを拝見していましたが
古都人さまのを拝見して随分知識が増えたような気がします。
何時も何かを学ばせて頂いて居ます。
そしてとてもお勉強家なのにも感服しています。
何時も私の拙いコメントを申し訳なく思っています。

 ご紹介の「相国寺」の「蟠龍図」ですが
お詣りしたことは有りますが、全然知りませんでした。
一度法堂に入って「蟠龍図」も拝見して、図の下で手を叩いてその反響を知りたいものです。

大徳寺の雲龍図のダイナミックなようすに驚いています。

そして、龍が仏法を守護する・・もよく解りました。

古都人さん
おはようございます。
龍が干支に入ってるのも不思議に思っていました。
こうして見せていただいてわかりました。
大徳寺の雲龍図を見た時、気迫があり
驚きました、見事な描写に感嘆です~
龍のつくお寺が二つというのも知らなかったですわ。
良くお調べなんですねぇ~素敵ね。

いつもありがとうございます、感謝しています。

コスモスさんへ
こんばんわ
龍と言う動物は実在しませんが もし実際に居たら
怖いですね 動物園辺りに飼われることになるのでしょうが
どの様にして飼育するのでしょうね
なんて馬鹿なことを言っています
今まで怪獣映画にも出ていませんからやはり霊獣だから
でしょうか
龍の字が付くお寺が意外に少ないのに驚きました
頭の中だけで考えていた浅墓さでした

慕辺未行さんへ
こんばんわ
龍と言う動物(仮想ですが)調べると色々と判って
来る事が多いですね
古代中国からの歴史がありますから広がりは
大きいですね
龍に関する記事はまだまだ続けられそうに
思います

taekoさんへ
こんばんわ
私の拙い記事がお役に立っているとは嬉しい限りです
私は京都に住んで40年を越えましたがまだまだ京都は
奥が深いです
実は京都検定も受けているのですが1級には8点不足で
ダメでした それ以来京都検定は諦めています
自分で興味がある世界の勉強を好きな様にやっています

ムームーさんへ
私の京都学の原点は京都検定です
1級には届きませんでしたが京都は奥深く学ぶことが
多いです 
生涯学習のテーマもやはり京都です
まだまだ学ぶことが多くあります
今日も「梵鐘と鍋釜」のことを勉強して来ました
面白かったです

ふむふむ、龍神は仏法を守護するんですね。
干支の事初めて知りました。

相国寺の龍は
ムクムクと頭をもたげるような様が不思議で
見上げながら何度も廻ってしまいます。
そして転ぶんです(笑)

京都は基本ひとり旅なのですが
興味深い場所を心置きなく眺める事ができるのは
ひとりの気楽さです。

雅美さんへ
お早うございます
そうですね 天井絵を見上げていると
そして体を捻っているとこけそうになりますね
円形ですと尚更ですね
雅美さんは京都がお好きなようですが
度々お出でになっているのでしょうか
ひとり旅はマイペースで歩けますから
良いですね 京都は女性のひとり旅が似合う町です

はじめまして、コスモスさんのブログから経由しておじゃましました。
龍が実在いない動物なのに、干支に入っているわけを是非知りたいです。
大和のお寺で龍の天井画がある有名なお寺は知りません。
大和で龍と言えば、高松塚古墳・キトラ古墳の石室に描かれた青龍がダントツです。
京都検定の1級諦めずにチャレンジしてください。目標があればまたそれだけ勉強ができると思います。私も奈良検定の「そむりえ」に挑戦し、昨年2点不足で涙をのみました。今年再チャレンジで8日に受験してきました。記述式の採点がポイントになりますが、結果は3月19日まで解りません。今年も不合格なら一から勉強して(認知症の進行と対峙しながら)またチャレンジするつもりです。

syozenさんへ
お早うございます
お名前は良く存知ておりますし コスモスさんを通じて
素敵なお写真も拝見させて頂いております
龍=辰が干支に入っている訳は今夜9時にupする記事に
載せておりますが 私も細かく調べた訳でもありません
インターネットで調べただけですから余り期待をしないで
ください 2件を調べましたがほぼ同じ内容でした
誰が決めてのかは判りません
奈良にも禅寺があると思いますがそこには龍の絵は無いのでしょうか
京都検定の1級受検はすっぱりと諦めております
もうあの苦しみは味わいたくありませんので・・・
私は4点不足でした(2問が不正解でした)
お出でを頂きまして有難うございました

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