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2011年12月 7日 (水)

国宝・二條城内を歩く (その2)

前回(その1)の続きです。
 さて、「二の丸御殿」前から、「二の丸庭園」に向かいます。

019
 が、ふと「二の丸御殿」の車寄せの上を見上げると、
立派な「懸魚」が目に飛び込んで来ました。
 京都御所拝観の時には「小御所」の懸魚を、ご紹介しましたが、
こちらも立派な「懸魚」でした。

 「懸魚」(けんぎょ)とは、火を鎮めるために、建物の妻の上方に付けられた作り物で、
写真の中央に見えるハート形に似たものです。
お寺などには大抵取り付けられていますね。
 菊のご紋章も見えますね。
幕府の建物なのに、何故菊の御紋章なのか?
普通なら葵の紋章の筈ですね。
 これは、私の推測ですが、明治になって宮内省の所管になり、
”離宮”となった時に付け替えられたのではと思います。

Img_3746a
「二の丸庭園」に向かう途中に置いてあった「釣鐘」2個です。
 説明板によりますと、この鐘は幕末の政変の時期に、二條城
と北側にあった京都所司代との緊急の連絡に使われたものだそうです。
 風雲急を告げる幕府側の施設として、大いに活躍したことでしょう。
京都市民も、鐘の音で事態の変化を肌で感じていたのではないか、
と思います。

Img_3750a
「二の丸御殿」の「雁行」の様子が、よく判る場所です。
建物の並び方を上から見ると、雁が編隊を組んで空を飛んでいる形に似ているから、その様に呼ぶのです。
 右の車寄から始まって、遠侍・式台・大広間・蘇鉄の間・黒書院・白書院と続きます。
手前の障子がはまっているのが「大広間」です。

Img_3749a
「二の丸庭園」にやって来ました。
池がありますから、庭園の北側の一部ですが、石組みが見事です。
築山林泉式と言い、国の特別名勝に指定されています。

Img_3753a

庭園を左に眺めつつ、進みます。
右に見える建物の一部は、「黒書院」だと思います。

Img_3755a
さらに進みますと、庭園の北端近くに達します。

Img_3757a
本丸に入る橋(東橋)と 本丸楼門です。
皆さん何を見ているのでしょうか?
勿論、私も覗いて見ますと、大きな鯉が沢山泳いでいました。
「本当に大きな鯉ですよ。」と言いながら撮影していませんね。

 いよいよ「本丸」へ突入です。

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地域 歴史」カテゴリの記事

コメント

古都人さん
 おはようございます!(^^)!
今朝は特に丁寧に、丁寧に拝見しました。
私は二條城について、これほど詳しく丁寧に書かれた
ブログは初めてです。
学生時代でも二條城について、詳しく学んだことは
無いと思います。
京都に生まれ育っても知らない事の多さに
そして学ぶことの楽しさをこの歳になって
実感しています。
 懸魚は前回に学ばせて戴きました。
以前のブログでも・・・?
 最近天神さんへ行きましたが、上を向いて探しているのに
気付いて・・・!(^^)!
 二の丸御殿の「雁行」はお写真を拝見して納得しています。

庭園を撮るのは苦手です。
説明とお写真を拝見して学ばせて戴きました。
 最後の写真の楼門も何度か見ていますが
本丸楼門とは知りませんでした。
私は何時も感覚的に見ているそんな気がして
反省しています。
 
”本丸突入”も愉しみです(*^。^*)


おはようございます
私は写真を拝見しながらジックリ説明を読ませて戴きました。
そして、今回も思ったことは京都に生まれて好かったです。
しかし、その利点を自分のものにしなくては
地方から、わざわざ京都に来られる方達も大勢なのに
余りにも知らない事の多さに恥ずかしく思いながら、学ばせて戴きました。

ブログは有り難いですね。
テレビは映像は刻々と流れていきます。
読み返す見返すも出来ませんね。
ブログの素晴らしさを今朝ほど思ったことは有りません
いつも思いますが丁寧に解りやすく記述して頂いて
本当に有り難いと思っています。
 改めてありがとうございます。

古都人さんおはようございます。
いつもお越しくださってありがとうございます。

二条城って何度訪ねてもいいところですね。
丁寧に見て居られますね、雁に見立てた建物も
興味がありますわ、昔は隅々まで心配りが
あり芸術ですねぇ~
けんぎょの意味が良くわかりました~
お庭も春に見ましたが、今の時期も素晴らしいですね。
見せて貰えて嬉しいです~♪

コスモスさんへ
こんばんわ
今日は遅くなってしまいました
京都は学ぶことが特に多いところだと思いますね
その訳はやはり千年の都だと思います
京都に大学が多いのも歴史の研究に事欠かないためでは
ないでしょうか 奥が深いですね

taekoさんへ
こんばんわ
少しでもお役に立てて嬉しいです
京都の歴史や文化は底知れず深いものがありますね
原始の時代から近現代に至るまで各年代での層の重なりが
京都の特質かと思います
taekoさんはどの年代に興味をお持ちなんでしょうか?

ムームーさんへ
こんばんわ
お楽しみ頂いて有難うございます
二條城といい 京都御所といい 広々としたところをゆったりと散策
出来ることは嬉しいことですね それこそ京都に住んでいて良かったと
思えますね

こんばんは (^o^)/
二条城の御殿の菊の御紋に懸魚、風格を感じます。青銅色に変色しかかっているところが、歴史の長さを物語っているようですね。
昔のままの姿をとどめているお城は、やはり違いますね。
庭園も素敵ですね。小春日和の中、気持ちの良い散策ができたことと思います。
ずいぶん長く、京都へは訪れていませんが、古都人様やコスモス様、他のブログ仲間の方の記事で、京都の旅、ずいぶん楽しませていただいてます (^_^)ニコッ!

慕辺未行さんへ
戴きましたコメントの返事が大変遅くなってしまって申し訳けありません
二條城は徳川の城だったのが明治維新後新政府側に
引き渡されています 二の丸御殿の菊の御紋章は徳川
時代には無い筈で新政府側に引き渡され離宮になった時に
付け替えられたのではないかと私は推測しています
もしそうだとすると約100年は経っていることになりますね
二條城の庭園は二の丸・本丸・現代の3つの庭園がありますね
どれも本格的なもので見事な庭園ばかりです

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