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2011年11月15日 (火)

北山杉の中川を歩く

ここは、かの有名な川端康成の名作「古都」の舞台となったところです。
 京都市内からJR京都駅発をJRバス利用しました。
この路線は有名な社寺などを通って周山に至る周山街道(国道162号線)、右左に清滝川を見ながらの狭い道です。
バスは、竜安寺・御室仁和寺・高雄神護寺・槙ノ尾西明寺・栂ノ尾高山寺・菩提道などを経由して北上します。
 やがて道は、坂道にかかり、右に左に大きくカーブしながら進みますが、車内はシーズンオフのため乗客はパラパラ。
栂ノ尾からは、私だけになってしまいました。

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 小説「古都」の描写を借りるならば、『山は高くも、そう深くもない。山のいただきにも、ととのって立ち並ぶ杉の幹の一本一本が、見上げられるほどである。(略)ただ、清滝川の両岸の山は急で、狭く谷に落ちている。』 

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 山のすそ、川の岸に一列に並んでいるだけの村の家々を見ながら
今回の目的は北山杉の中川の風景でした。

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 当時(20年以上前)は二階や三階に沢山の丸太が立てかけてあるのが道から見えました。
そして、丸太を磨いておられる女性の姿が、家々で見られました。   

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上の写真は床柱に使われている磨き丸太です。
 日本の伝統的な建築様式である数寄屋普請になくてはならない床柱や桁、垂木等に使われています。
本格的な和室が少なくなり、仕事も減ったのでしょうか?

伝統を守り育てられたものが少なくなって行くようで、寂しい思いを抱きながら。
この辺りでは、煙だしの有る家をよく見かけました。

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倉の窓も変ったのが有りました。 

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地域」カテゴリの記事

コメント

古都人さん
 おはようございます!(^^)!
ご紹介の中川は懐かしい場所です
川縁の様子は変わりませんね
最初、この場所に降りた時「ここも京都?」が正直な印象でした
鷹峯から菩提の滝を経てここに降りる
他にも高雄からとか何度も有ります。

幹に模様を付けるために金網?が巻かれていたのを思い出しています
そしてここの奥の小学校へも訪問したことが有りますが
子供たちの素朴な様子に仄々嬉しかったのを思い出しました。
 懐かしい風景を拝見出来て本当に嬉しいです。
北山杉の需要が増える事を願います。

おはようございます
 中川へは行ったことは有りませんが
随分前に山口百恵さんの引退作品”古都”の撮影が
この川で行われて多くの方が来られたと聞きました。

 今でもこのような場所が有るのですね。
京都とは思えません・・・・
北山杉を眺めながら歩く、ひっそり佇む家並み
このような場所を歩きたいですね
高雄から足を延ばして・・・

北山杉を育てておられる方達
日本の伝統的な建築様式も、少しずつ見直されてきたのでは無いでしょうか?
北山杉を使って様々な作品作りに努力されているとも聞いています。
磨き丸太に携わっておられる人たちの願いが叶う時代に
なれば好いですね。

古都人さん
おはようございます。
ここらあたりは素晴らしいところですよね、バスに
乗って周りの景色を見ながら行くのが
いいですわ。
丸太を磨く独特の家並みに景色、素敵~
でも最近では需要がないとの話を聞きましたが
活かすことに取り組んで居られるのでしょうねぇ。

コスモスさんへ
私にとってもここは懐かしいところです
私も元気な時はここら辺りをよく歩いた場所です
東海自然歩道がここを通っていまして ここから菩提の滝の方へ
上って行きました ただその上り口がすぐに判らず土地の方に聞いて
やっと上り口が見付かったことを思い出しました
何かうら寂しい感じの町でしたね
やはり北山杉の需要の低迷が影響しているのかも知れませんね

taekoさんへ
こんにちわ
「しぼいり」(しわの様な模様のこと)の磨き丸太の需要となると
可なり厳しいものがあるのではないでしょうか 
やはり高級建築でないと中々使われませんものね
そんな良さも判り辛くなっているのではと危惧します

ムームーさんへ
京都駅から周山ゆきのバスに乗ると ここを通りますね
あの辺りではちょっとした民家が集まったところですね
ここから先は山中です
主に川を隔てた山裾にひっそりと北山杉関係の建物が建っています
作業の都合上から独特の構造になっています
磨き丸太の需要は高級品だけあって可なり厳しい状況にあるのでは
ないかと思います

欄干のない橋に車が、私有物の橋でしょうか?
一寸怖いですね。
免許取りたての頃この辺を通って、道に迷い気がついたら
鞍馬の方に出てました。細くて急な坂ありで、ヒヤヒヤでした。
その点、カーナビは便利ですね。

歳月をかけて育てた北山杉、育った時は需要が減っている。
のどかな風景の中にも、厳しさが漂っています。
TPPなど、益々先の読めない時代になってきたが、北山杉
や京都、日本の誇れる伝統や技術。何時までも大切にしよう!
と思います。

こんばんは happy01
またまた京都の奥深さを思い知らされました (^_^)!
北山杉が育つ山の麓、川沿いに建つ木造家屋、味がありますね。
4枚目の写真の家は、変わった作りですネェ (゚o゚)オォッ!3階建て+中3階でしょうか?!
窓はないのですね。
洋風建築の住宅やマンションが増えていますから、こうした柱を始め畳でさえも需要が減っているようです。

maetetuさんへ
お早うございます
中川の場合 何らか許可を得て 自費で橋を架けられているのかと
推測しますね
そうしないと全く生活が出来ませんものね
前にこの辺りを通られたとのこと
道幅が狭く 急坂もあって運転は慎重にならざるを
得なかったでしょうね

慕辺未行さんへ
お早うございます
そうですね 近年 北山杉の需要は大きく落ち込んでいると
聞きます 銘木と言って高価ですから なおさら需要が難しいでしょうね
どのように需要の開拓をされているのかは耳にしてませんが
何とか頑張って欲しいと思います
丸太を陰干ししそれを磨くと言う工程から あのような構造の建物に
なったのではないかと想像します

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