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2011年11月14日 (月)

今秋の京都御所・一般公開の番外編(障壁画など)

 今秋(2011年)の京都御所の一般公開(カテゴリー京都御所・京都御苑をご覧ください)で、幾つかの建物の中の「障壁画」などにも、目を向けてみました。
 主な建物の障壁画などについては、建物の縁に説明書きが掲示されていたので、
参考にさせて頂きました。
地元新聞の記事では、19点の画が見られるとありました。


 始めは、御所に入ってから近いところにある「諸大夫の間」(しょだいぶのま)の障壁画です。

Img_0222a
ここは、正式の用向きで参内した方の控えの間で、三つの部屋があって、参内者の位によって、入る部屋が違うのです。
この写真の奥が上位の方が入る部屋です。

Img_0229a

その部屋の内部が、「公卿の間」=「虎の間」のです。
虎は、右に1頭、左にも1頭描かれています。
右手に床の間があり、左手にも虎の障壁画があります。

 左の虎は頭を下にしていますが、判り難いですね。
右の虎は、頭を上にして、吼えている様に見えます。

安政の再建時に描かれたとのことですから、約160年前にもなりますね。
画家は、岸 岱(がん たい)と言います。
岸派は、虎が得意と聞いた様な記憶があります。

Img_0228a
「虎の間」の手前の「鶴の間」です。別名「殿上人の間」とも言います。
諸侯、所司代などの控えの間で、描いたのは、狩野永岳です。
もう一つの手前の部屋は、「桜の間」で、それ以外の人達の控えの間となります。

 次は「御常御殿」の中の杉戸の1枚です。
杉戸は、縁に対して直角に嵌まっていますので、ご覧のように暗くて撮り難いでした。かなり汚れている様にも見えました。


Img_0278a_2


絵をご覧になってお判りかと思いますが「蹴鞠」の場面です。
描いたのは、岡本亮彦と言う画家です。

 最後に「御三間」の障壁画を、ご紹介します。

Img_0284a

上段・中段・下段(右手から)の三室からなる建物です。

Img_0286a

ほぼ中段の間の障壁画です。

Img_0287a

柱が沢山写って見難いですが、上段の間です。

画のモチーフは、中国の故事によるものです。画家は、次の人達です。
  上段~狩野 永岳  中段~鶴沢 探真  下段~座田重就

と、説明版にありました。
 写真はいずれもご覧になり難くかったことと思います。

今後、この様な障壁画を撮るときには、望遠レンズ付きでないと駄目ですね。

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京都御所・京都御苑」カテゴリの記事

コメント

古都人さん
 おはようございます!(^^)!
私も過去に何度か襖絵や杉戸の絵を写しましたが
やはり離れているのと暗い、柱が多すぎる
一枚としてまあ、ましかなあと思えるのは有りませんでした
鶴の間は綺麗に撮られましたね。
障壁画も元々の色も時代を経てくすんでいますし、
写真は無理だとも思いますが
それも時代の重みかも知れませんね。
歴史を感じます
こうしてじっくり拝見すると改めて豪華さに感動します。

おかげでゆっくり見る事が出来ました。

撮り難かったと思います。
確かに望遠レンズ付のカメラですね。
写真を撮られている方は望遠レンズを使っておられました。


おはようございます
 恥ずかしいですが、京都御所の一般公開に行っても
障壁画や襖絵など気にしたことが有りませんでした。
何となくちらっと見て、通り過ぎていました
随分有るのですね。

お写真ですが、確かに見辛いかも知れませんが
雰囲気はよく解りますし、嬉しいです。

杉戸の絵は見たことが有るように思います。

京都御所の素晴らしさに改めて感動しています
ご紹介ありがとうございます
来年は是非、障壁画や襖絵等を見るようにしたいと思いました。

コスモスさんへ
お早うございます
今までも御所の障壁画は撮ったことがありますがブログにしたのは
初めてかなと思います 中々に難しいものですね
次回はもっと性根を入れて取り掛からねばと反省しております

taekoさんへ
お早うございます
私も以前はそうだったのですよ しかし良く見ると興味が沸いて来ました
未だ画家の特徴を知ってから見ると言うところまでは至っていません
画のモチーフが中国の故事に因んだものが主体ですので そのことも
知って鑑賞すれば よりベターかと思っております

古都人さん
おはようございます。

障壁画をゆっくりと見てまわるのは
なかなか出来なくて、こうして見せて
いただくと重みのある芸術作品を
感じることができました。
ありがとうございます~

外人から御所を見ると日本のエンペラーの質素な暮らしや
外壁なども低く、防衛性のない建物に吃驚するそうです。

平和な日本で在ってほしい。
国民が幸せであってほしいと天皇陛下が一番願っている。
そのように思います。

ムームーさんへ
こんばんわ
そうですね 障壁画をゆっくり鑑賞しようとするのは根気が必要ですね
時間的な余裕がないと中々ゆっくりとは出来ませんね
今度は全部を見るよりもどれかに焦点を絞って見たいと思っております

こんばんわ
今日も京都御所 ゆっくり拝見致してます。
居乍らにして、このような 歴史深い障壁画を、見せて戴きとても、嬉しいです。
柱も、とても大きな 立派な柱ですね 御所を守っている本数は、どれだけ使われて、いるのでしょうね
真を通されていますから、木の歴史も一緒に感じてしまいました どんなに大きな木だったでしょうか?
じーっと眺めていますと なかなか 言葉が出ません。

maetetuさんへ
こんばんわ
御所には防衛的な機構は全くないですね 京都市内にある徳川の城・二条城にもあまり防衛的な構造はないと言われています 尤も徳川時代になってその必要性がかなり薄れていることはあるでしょうが・・・

ばーぱんさんへ
現在の京都御所は江戸時代の安政元年(1854)に焼失しましたのを 翌2年に再建したものですが
徳川幕府は再建に力を入れたと聞いていますので建築の素材などは吟味して造られたものと考えます
柱の数は判りませんが当時の技術の粋を集めて造られたでしょうね
それは障壁画などに当時の最高峰の絵師たちを動員していることでも判ります

こんばんは (o^-^o)
京都御所の障壁画、さすが素晴らしいものばかりですね。
皇族の方々がお住まいになられた場所だけに、描かれている絵も”いかにも”という気がします。
近衛兵として戦死した祖父が残したアルバムの中に、皇居の中の写真が数枚あります。すべてモノクロの写真で、かなり褪せてしまっていますが、「あれらの写真がカラーだったら?!」とふと感じました。

慕辺未行さんへ
お早うございます
京都御所の各部屋の障壁画は その部屋の持つ性格に合った
モチーフによって描かれている様です
中国の故事によるものが多い見たいですが故事を承知していないと
鑑賞し辛いですね

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