京都府庁をご紹介します
この建物は、明治37(1904)年12月20日に竣工したものです。
昭和46(1971)年まで、京都府庁の本館として使用され、今も一部執務室や会議室として使われています。
創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては、日本最古のものです。
平成16(2004)年12月10日に国の重要文化財に指定されました。
正面玄関です。
建物の外観は、ルネサンス様式に属するもので、正面の一段高くなった屋根を中心に、左右両翼に対称に張り出した形となっています。
上の部分をアップして見ましたが、装飾的な外観に驚きました。
何時もは何気なく見ているのだとつくづく思います。
現役の頃は月に1度は訪れていましたが、いつも、提出の書類にクレームが付かないかびくびくヒヤヒヤだったのが、今では懐かしい思い出です。
正面玄関を入った階段です。こちらも魅力的な装飾が一杯です。
建物内部には和風の優れた技術が巧みに取り入れられており、内部意匠は建築よりも、むしろ工芸品といった趣きさえ感じられます。
NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」の撮影の一部が、ここで行なわれました。
建物の東側の外観です。
左側の先は、正面玄関につながり、右手は↑の裏口につながります。
以上の説明の一部は、京都府のホームページに依らせて頂きました。
なお、当日は旧知事室や正庁や会議室なども見学出来、正庁内では音楽会も行なわれていました。
大勢の人が来られていて、写真を撮ることは諦めました。
3日には、来場者1万人目の表彰があって、吹田市のご夫婦でした。
現在はこの建物を利用して、結婚式や映画の撮影ロケなどが行なわれています。
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